逆凸桃鉄からの突発リアルタイムにじさんじ劇場
【逆凸桃鉄/森中花咲視点】わ～配信で桃鉄やるの初めてだなあ～！平和にやりたいな～🌼【森中花咲/にじさんじ】
2021年1月25日、ひとつの伝説の配信が生まれました。かざちゃんとういはちゃんが企画した突発逆凸桃鉄企画がまさかの茶番劇に発展しました。SEEDsの突発的な茶番劇が好きな人は本当に好きだと思うので、ぜひとも見てください。私はこの偶然からなる先の読めないリアルタイム性の物語が大好きなので、本当に腹抱えて笑い続けていました。ぜひとも2窓で見てみてください。
始まりは茶番逆凸企画
そもそもとして、かざちゃんとういはちゃんが、同じ時間、同じようなサムネ、同じフォントでそれぞれの枠で同じ桃鉄逆凸企画を行い、あれ？なんか企画かぶっていね？という茶番とともにスタートしました。そこで二人ともにガチのアポ無しでライバーさんを呼んで桃鉄をプレイする、という企画でした。入自体は茶番でしたが、二人共配信でやる桃鉄が初めてで本気で人を集めていた、というものポイントです。なお最初のういはちゃんとかざちゃんの殴り合いでは、企画かぶっているんですけど！っていうかざちゃんの文句に対して、でもサムネ作ったの私ですけど！っていうところで、キャリアでしたマウントを取れずに、すでにかざちゃんが負けヒロインになっていていました。
稀代の脚本家、黛灰と緑仙の参戦
そして誰を呼ぶか、というところで、特にかざちゃんの仲のいい人、二期生の人たちがちょうどこの後配信が入っている人ばっかで立ち上がりの時点で暗雲が立ち込めました。そこでういはちゃんとかざちゃんはまず黛くんのと取り合いに発展します。Discordのチャット欄で黛くんを呼んでどちらを先にくるか？ということを実施していましたが、黛くんがTwitterアンケートにより、ういはちゃんのところへ行く、という選択をしますが、この時点ではまだ来ませんでした。リスナーはかざちゃんをやっぱり負けヒロインにしたいらしい、笑 一方そしてかざちゃんは1期2期生のSkypeに叙々苑で釣りを敢行し、見事に野良猫を釣り上げます。そこで勝ち宣言をしてういはちゃんとの通話をかざちゃんは切りました。しかし大半リスナーが予想したとおり、野良猫は肉に釣られただけで、桃鉄を今からやるというものを把握していなく、桃鉄を持っていないということで、野良猫は去っていきました。かざちゃん…そしてういはちゃんのもとには、23時から伊東ライフ先生のところでコラボがある緑仙が参戦します。そして立て続けに黛くんが参戦します。さらに寝起きのひすぴも参戦。このメンツが集まったことにより、この配信の方向性が決まったと言っても過言ではありません。これでういはちゃん側は4人揃ったことになり、かざちゃんのところへ煽りに向かいます。
裏切りの黛、茶番のスタート
焦ったかざちゃんはお金で釣りに行くと、さらに黛くんはういはちゃんが言っていた「黛はメンヘラだから！」という言葉をばっちり収集しており、お金とういはちゃんの暴言（？）によりかざちゃん側に付きます。ここから本格的な茶番劇が始まります。黛くんを取り返すために緑仙に入れ知恵されたういはちゃんはエコーを掛けて黛くんを呼び戻しに行きます。すかさずかざちゃんはういはちゃんのほうに行きますが、黛くんは自分がかざちゃんの配信でスパナをつけていないことを指摘します。かざちゃんは付けたよ！！！って指摘しましたが、黛くんが最初打ったときに表示されずにブロックされてるんじゃね？というまさかの疑惑が浮上。他のメンツがプロレスにノリノリになっているのに対して、かざちゃんはマジで焦ってるのがまためっちゃ面白いんです。そして結局かざちゃんは、黛くん、ういはちゃん、ひすぴの3人にスパナを付けておらず、さらに颯爽とコメント欄に登場したリリちゃんにはスパナが付いていたことで、本格的についていなことが判明してしまいます。そこですかさずひすぴが「私はまだ新人だからしょうがないですけれど…黛さんは…」と追い打ちを掛けに行きます。この新人、ノリノリである。かざちゃんは追い詰められて「１０！」という数字とともに黛くんを取り替えしにいき、黛くんはそれに乗っかって再びかざちゃんの側に行きます。ここでフィクサーの緑仙は、ただただういはちゃんにただただ「おまえは100の男だ」と言えばいいと入れ知恵をすると、ういはちゃんは忠実にそれだけしか言わないbotとなってかざちゃんの配信へ突撃します。なお緑仙はぼかしたのに、ういはちゃんは普通に「100万の男だろ」って万付けちゃっていたのもおもしろポイントでした。ここでまたメンバー集めのターンに入りますが、なかなか集まりませんでした。
黛くんを裏切り者扱いするためにノリノリの3人と真面目なかざちゃん
するとういはちゃん側はまさかの黛くんではなくて、かざちゃんを誘いにかかります。というのもおそらくですが、このままだと時間内に人数集まらんからとりあえず黛くんが引いて、かざちゃんがこっちにくれば丸く収まるのでは？という意図がこの時点でなんとなく合ったと思います。わざわざ黛くんが行きやすいように離席しましたし、笑 しかし真面目なかざちゃんは、ちゃんと企画も遂行し、黛くんをぼっちにするという判断はできないため、断りを入れに行きますが、緑仙が「いやでも僕らは黛くんはよく裏切られてるから」といい、それに乗っかってひすぴも「なんも（かざちゃんは）まゆゆのことを知らないもんね」、ういはちゃんも「（よく裏切るのを）最近知ったのかな？」と言って黛くんの評判を下げ、かざちゃんがこちら側につくように説得をします。なおこのうちひすぴはマイクラで間接的に黛くんとプロレスをしている以外で確か絡みがないので、緑仙に「ひすぴは黛の何を知ってるの？」と聞かれ「なにも知らない」と、何も知らないのに非常にノリノリでした。ここでかざちゃんは黛くんを最初ういはちゃんのところ言ったこと含めて問い詰めますが、黛くんに配信を盛り上げるためだったんだよ、といい普通に説得されます。そしてまたういはちゃんところに報告に行くと、緑仙得意の泣き落としで黛くんがひどいやつだ、ということをいいます。この緑仙の迫真の泣き落としはさすがすぎて、私はずっと笑ってました。それに絆されたかざちゃんはまた黛くんとの話し合いに向かいます。そして一方かざちゃんが居なくなった瞬間に緑仙が「よっしゃ！もうひとり探せ！」と普通に人を探し始めます、笑 ここでグウェルさんやフミさんに声を掛けますが、いますぐには来れない感じでした。刻一刻と緑仙のコラボへのタイムリミットは迫っていきます。一方でかざちゃんは、本当に真面目にどうやったら桃鉄ができるのかと真剣に悩んでいました。本当にいい人すぎる。ここで黛くんが「ここは森中さんが向こう行くやつ」って囁いた後、かざちゃんはようやく流れを理解して、黛くんとプロレスをし始めます、笑 ここまで来るのに長かった、笑 しかしかざちゃん、人が良すぎてすっぱり裏切れなくて、コラボの約束をして黛くんのもとを去ります。黛くんもちゃんと今の流れはここで4人で桃鉄をやる流れだから、とちゃんといってあげていました。まあ巻き込んで桃鉄一人やれないのは気まずいは気まずいですからね。わりと黛くんはこの一連のプロレスですごい楽しんだ感じはありますが、笑
まさかのトラブルにより第二幕が開幕、そして完璧なオチ
かざちゃんは胸を痛めながらもういはちゃんのところへ合流をします。本当に胸を痛めているのがかざちゃんがいい人すぎる。さっきまで人を探していましたが、緑仙は「4人でやるのをずっと待っていた」といい、手のひらクルックルでようやく桃鉄がはじまるか、という流れになりました。ここまで約1時間、笑 しかしういはちゃんがかざちゃんにフレンド申請したのにも関わらず、フレンド申請ができませんでした。ここでまさかかざちゃんはフレンド申請をオフにしていました。これにショックを受けた3人、笑、はかざちゃんを責め立てます。かざちゃんは慌てて弁明し、「このために、お父さんとお母さんと練習してきた…」と非常に切ないコメントをしてガチであることが伺えるのがまた味があってよかった。そしてこのタイミングで黛くんが「みんなも気づいたみたいだね」と再び登場。いやタイミングが最高でした。かざちゃんがフレンドを一緒にやろうといっていたのにフレンドを受け取らない設定にしていたことを気づかせるために黛くんがこの一連の流れを組んでいたという衝撃の事実、笑、が明かされました。あまりのかざちゃん以外の他4人の口裏合わせっぷりに「本当にいっている…？」とかざちゃんはたぶんわりとガチで困惑します。いやこの人達その場のノリでやってるだけなんだよな…そこで黛くんが「ういはもさぁ、緑ばっかでいずらかったんじゃない？」とぶっこむともう緑仙が耐えきれずに笑ってるのがまた面白すぎる。そこでういはちゃんもノリノリになり、かざちゃんを陥れに行きます。いやマジでかざちゃんが茶番に対して本気でうろたえているのがめっちゃいい味をだしていました。ほんといい人すぎる…そして着地点を見失いつつある流れの中で「あ、遅くなりました、すみません！」とグウェルさんが登場します。あまりの完璧なタイミングでマジでグウェルさんは天才でした。マジでここの部分は見てほしい。本当に最高だった。そしてグウェルさんは「人数多かったみたいですね、邪魔みたいですね！失礼します～！お疲れ様でしたー！」と凸待ち配信よろしくで一方的に喋って颯爽と返っていきました。そのタイミングでかざちゃん以外の4人はミュートにするという完璧な連携プレイを見せ、あまりのスムーズな流れにかざちゃんは本当に困惑して「何でミュートにしてるの？え、まじさ、ほんとドッキリ？何で台本ないのにこんなできるの？と」ドッキリを疑います。。ういはちゃんは「あ、お疲れ様でしたー。配信終わらせましたー」といい、かざちゃんがまたも大困惑。ういはちゃんはガチでEDを流して終了しました。かざちゃんはういはちゃんと事前に結構逆凸桃に関してマジで打ち合わせをしていたらしく、「わかんなくなっちゃった、にじさんじ、にじさんじわかんない！」と叫びます。ういはちゃんはマジで初めての桃鉄をやりたがっていたのに、時間かかっちゃったし、緑仙のタイムリミットが迫っていることも合ってか、流れを見て配信をしっかり終わらせた判断が本当に素晴らしかった。最後アフタートークとして、マジの即興劇であったことをかざちゃんに伝えたり、グウェルさんのタイミングの天才っぷりにみんな賞賛と嫉妬の嵐でした。かざちゃんはフレコ申請とか事故だったのを念押しするあたり、当然みんなわかっててプロレスをしていましたが、本当にいい人でした。嵐に巻き込まれたかざちゃんは「なんだった、本当…」といって配信を終了しました。
花咲さんがひたすら良いヤツだった。なんかわかんないままに全てが過ぎ去っていったけど、見てくれた人ありがとう？
— 黛 灰(まゆずみ かい)@ボイス販売中 (@mayuzumi_X) 2021年1月25日
何とか桃鉄リベンジの日程決まりました…！
— 森中花咲🐻 (@KazakiMorinaka) 2021年1月25日
よろしくお願いします！！！！！ pic.twitter.com/wGCf76oxqU
リアルタイムで進行する偶然が織りなす物語
初めは黛くんがおそらくちょっとおもしろくしようとして、プロレスを初めたところ、緑仙がそれを察知してしっかり流れをコントロールしたのはさすがでした。大筋な流れとゴール地点だけはなんとなくやってる最中に察してあとは、流れの中で適当にやる、と。そしてそれにひすぴとういはちゃんがノリノリになっているのも素晴らしく要所要所でクリティカルな言葉や行動をしていました。ひすぴの絶妙なタイミングで刺す言葉、ういはちゃんの流れを完璧に理解して、桃鉄本当に楽しみにしていたのに、配信をスパッと終わらせたことは再三になりますが、本当に素晴らしかった。第二幕、かざちゃんのフレンドコード申請できない事件で三度茶番を始め、さらに黛くんが再び登場して、グウェルさんが完璧に落としたシーンまでの流れはマジで神がかっていたので本当に全編通して見てほしいです。あのフレコ申請できないのをまた茶番にする咄嗟の判断は本当にさすがだった。そして特にかざちゃんが本当にいい味を出していて、ところどころ茶番に乗ってはいましたが、基本的にガチでやっているのに対して、他の人達は打ち合わせも何もないにも関わらずスムーズに茶番に興じているその微妙なずれている空気感が最高に面白かったです。アフタートークでマジで台本ないよ、といっていましたが、たぶん本当に台本はないですし、ましてや当然ドッキリでもないと思います。というか台本があったら逆に完璧すぎて怖いです、笑 私はこのにじさんじのリアルタイムで進行する、偶然が織りなす物語が本当に大好きなので、久々にこの手のやつを見てマジで腹抱えてわらっていました。マジで手探りでみんなその場のノリで物語を紡ぐので、どうなるか予想が本当に出来なくて面白いんですよね。
たぶんこれSEEDsを初期の頃から好きな人はみんなわりと共通だと思うんですが、伝説のマイクラオーディオコメンタリー回というものがあって、私は事あるごとにいっているんですが、今回はここに通じるものがありました。これも事故が折り重なった結果、とんでもなく面白くなったわけです。こういう事故といっちゃなんですが、リアルタイムだからこそ起きる物語を楽しめるのがにじさんじの本当にひとつの面白だと思います。今回ので初めてこの面白さを味わった人はこれ系の茶番劇でおすすめのものを貼っておくのでぜひともチェックしてみてください。あと個人的にはこの系統の長編物語がにじさんじARKアイランド編だと思っています。あれも台本がない中で手探りでどうやったら面白くなるかを追求した結果の物語で最高に面白かったです。まだ見たことがない人は是非とも見てください。またいつかこの手の配信に出会えたらと思っています。
mato-liver.com
伝説のマイクラオーディオコメンタリー回。チャイカさんのマイクラ配信で、チャイカさんが初期のころあまりにもPCに弱く、社さんの声がチャイカさんには届かないけれど、配信には乗ってしまってオーディオコメンタリーになってしまう。そのまま次々にSEEDsのメンバーが集結するという、たぶんSEEDs初の大型コラボ。マイクラの茶番劇の原点はたぶんここ。マジで空気だけで面白すぎるので本当におすすめ。これでSEEDsのファンになった人も多いはず。
www.nicovideo.jp
2019年の偶然の物語の代表作の一つといえばコレ。エクスくんの家が誤って大爆破したことをきっかけに、エクスくんに気付かれないように家や持ち物を再現してしまおうとライバーたちが咄嗟に集まって集結した回。エクスくんのリアクション含めて最高でした。
www.youtube.com
にじさんじARKアイランド編。個人的に2020年のベストな配信の一つ。ライバーたちが戦争というなの茶番劇をガチで繰り広げる青春活劇。その場の流れでどうにか面白い方向を手探りで探し当てていくのは今回のフォーマットと同じ。長いけれど漫画20巻分ぐらいを読む満足感があります。
