ゆるりわんわんお

2019年以降は主ににじさんじのおすすめ配信を記録しています。

栞葉るり嬢に、にじさんじの歴史、そして次世代の主人公を感じた件

栞葉るり嬢をご存知でしょうか。VTA3期生出身にして、23年11月にみたらし団の一員としてデビューした、犬のおまわりさんです。ちなみに私はVTA時代までチェックできていないので、そのときから好きな人は、後方腕組みをしたり、もっとおすすめポイントがあれば教えてほしいです。
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物語を愛し、おもしれー女、栞葉るり

どこが良いか、と聞かれると、実にインターネットな女であり、非常に信頼のできるオタクであり、知識も豊富で、とても語り口調が気持ちいいです。特に初シリーズものである、ドキドキ文芸部では、元文芸部あるあるを交えながら、アテレコをしてギャルゲーをしているのが非常にテンポもよく面白かったので、おすすめです。結構この配信で良いかも!と思った人は多いんではないでしょうか。
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 ちなみにしっかりしているように見えて1配信1ポンをして、打首にしてくれー!って叫ぶような子です。5分ぐらいマイクミュートにして喋っていたり、おえもり配信中に、もちさんが来たんですが、偽物扱いしてガチ目に注意しているとかまじで面白かったので、見てほしいです。
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 最近では、麻雀大会において、しっかりとした麻雀の腕を見せつつ、先輩たちとの煽り合いでも面白さを発揮しており、今後の絡みが非常に楽しみですね。
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 あとこれは個人的な好みですが、元文芸部ということで、物語への造詣が深いのもとても良いです。毎週水曜日に「行間ラジオ」という動画で、るり嬢が好き勝手語る配信があるのですが、第一回のアンパンマン映画はとてもよかったです。特にしっかりと物語のマクロとミクロを意識しているところがあって、ヒーローと言う偶像というテーマはマクロ的なテーマの一つでもあると思いますし、一方で姫の感情の解体もしていて、そこはミクロ部分なところでした。マクロな使命とミクロな感情をうまく絡めてる物語は面白いんですよ。にじさんじの中でも漫画や映画紹介などをしている方はいると思いますが、このレベルで物語を解体している人は結構珍しいと思います。物語の物語を追ってる身としては、こういった人が出てきてくれて、嬉しい限りです。
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 また委員長、コウあたりが好きな人は特に好きかもしれないので、一度チェックをしていただきたいです。初配信から崖に吊るされ、2回目の配信では、高所恐怖症、三半規管弱々なのにも関わらず(一人で)スカイダイビングを行った体験レポをイラスト付きであげているあたりは委員長の遺伝子を非常に感じました。実際、公式の新人応援配信では、みとチルであることを告白しています。ちなみに昆虫食が行けるらしく、その公式配信では虫もパクパク食べていました。
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 コウについては、ギャルゲ(ブルアカ)をやっているときの語り方が、いい意味でコウに非常に似ているので、コウのあのへんの語り方が好きな人がみてほしいです。ロリが好きなんじゃない、といっている箇所は完全に特マです。なお所謂ガールみたいな感じや、フォローワーというわけではなく、魂のあり方が似ている感じです。
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にじさんじの歴史をなんかすごい感じたって話

これはかなり私の主観が大きい割合を占める話なんですが、すげーるり嬢の話を聞いていてにじさんじの歴史を感じたんですよね。もちろん、他の方の話からも感じることはあるんですが、感覚的に「ああ、なんかすごい積み重なってるな」って感覚になりました。
 それを感じたエピソードが2つあって、一つが、上記の公式配信で好きライバーに委員長を上げていたときに、「クリオネを食べた企画をみて、あ、何でもやっていいんだって思ったんですよ、中学生のときに」(意訳)というものでした。中学生のときに委員長を見ていた人が、今20歳の成人で、今にじさんじからデビューしているんですよ。ここに何かものすごい歴史、時の流れを感じたんですよね。私自身、新規IPといっていいものをほぼ初期から追っているのは初めてで、こういった時の流れを顕著に感じるものは非常に感慨深かったです。5年は長いなって改めて思いました。
 もう一つのエピソードは、アンジュさんのカトリーナ面接を、高校生のころ、友達とやりましたもんー、ってさらって言っていましたけれど、アンジュさんのを、高校の友達と…?って結構こちらとしては衝撃を受けました。ひとつは委員長のネタとかではなくて、アンジュさんの、というところで、いやまあ普通にさんばかは2019年3月デビューで、もうすぐ5周年ではあるので古参のほうなんですけれどもね。このへんは2018年腕組みリスナーの悪い感覚が出ているのですが。で、もう一つが、普通に高校の友だちと共有する話題としてにじさんじがあるっていうのは、すごい浸透しているなって感じたんですよね。もう自分のように学生ではないと、オタク友達やインターネットの皆様以外とは、こういった話って出てこないわけで、あまりこういう実感ができないのですが、話を聞くと改めて広がりを実感しました。

栞葉るりは次世代の主人公

配信者界隈、特にVTuberは多視点の群像劇の物語がリアルタイムで進行しています。特にVTuber、としたのは、見ている側としてキャラクタ性が強く、物語として昇華しやすい側面があると思っているためです。その中での楽しみ方として、にじさんじという箱の中で好きなライバーさんを主人公として見て、箱全体を見る、というものがあると思っております。
 私であれば、にじさんじの象徴はやはり月ノ美兎なんですが、主人公というと樋口楓である、という見方しています。今のにじさんじをゼロから作り上げてきて、その中心にいたのは樋口楓であるかなと。決定的にKANA-DEROで主人公になったかな、とも思っています。緑がにじさんじカゲプロで「ロスタイムメモリー」をチョイスしたのも、2023フェスの前夜祭でトップバッターだったのも、樋口楓がにじさんじの主人公だからこそと言えると思います。
 さてそんな中ですが、個人的には栞葉るりを次世代の、5年を過ぎたにじさんじの次の主人公として見てみたい、という気持ちになりました。何というか、先程の歴史を感じたというところからも一周回った感が自分の中ですごいあるのですよね。その中で月ノ美兎に人生を影響され、今、このときデビューした栞葉るりが次世代の主人公に感じました。月ノ美兎から続くの主人公の系譜でいうと、もちさん、コウ、リゼ様、ンゴちゃん、サロメ嬢あたりが挙げられると思うのですが、そこからさらに1個世代が変わった、という謎の実感があります。るり嬢は、先程いったように、月ノ美兎に憧れたり、コウに似ているところはあるのですが、それでもしっかりと、にじさんじの栞葉るり、なんですよね。ものすごく感覚的な話なんですが、すごいにじさんじ!って感じがするんです。特に彼女自身がにじさんじ好きなこともあり、ああ、こんな子がいるならまだまだにじさんじにじさんじだな、って思っています。いやどんだけにじさんじ連呼するんだ、って話なんですが。
 特に決定的にああ、この子がにじさんじを好きでいてくれて、デビューしてくれてよかったな、そして次の世代の主人公って感じたのは、ファンには毎度おなじみ、がめまるさん制作の「NIJI-DERO」の配信の時でした。
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この配信では、彼女のにじさんじに対する愛が伝わってきて、それだけでもおすすめなんですが、最後、エンディングクレジットと、そのあとの作者のがめまるさんのメッセージを見て、思わず涙流してしまうんですよね。彼女自身がクリエータ気質があるからこそだと思うのですが、素晴らしい作品を作ってくれた方たち、そしてその作品となるようなにじさんじの先輩たちの思いを感じ取って感極まっていたのですよね。こんな子がにじさんじからデビューしてくれたのは本当に良かった…!ってたぶんあの配信を見ていた人全員が思ったのではないでしょうか。この光景を見て、にじさんじの次世代を背負っていける主人公だ!って自分は思いました。


最後の項目はマジで言語化できずに申し訳ないんですが、あえて感覚的な話として、同じことを感じ取った人がわかる、って感じで思っていただければと思います。彼女がいつか、周年ライブなどで舞台に立つ日が非常に楽しみになりました。これからの栞葉るりさんの活躍を期待しております。