2021年2/22～2/28 個人的おすすめVtuber放送（ほぼにじさんじ）（ネタバレ満載）

この週はにじさんじAnniversary Fes.2021が行われていたので配信自体も結構少なめでした。Fesの感想は別記事で書いたので、そちらを参照ください。
tatami571.hatenablog.com

ワンマンライブ "AIM" ありがとう回【にじさんじ / 樋口楓】

出演・ユニット：樋口楓
おすすめポイント：前回の「KANA-DERO」に対して今回の「AIM」の姿勢がわかった話とか
tatami571.hatenablog.com
ライブ自体の記事は、別にあげていますので、ぜひご参照いただければと思います。この振り返り配信ではどういう経緯で開催されたとか、演出にはどういう意図があったとかが話されていました。個人的に興味深かったのは、「KANA-DERO」に対して、「AIM」をどう挑んでいくか、という話にふと気づいたというところでした。本人が前から言っていましたが、「KANA-DERO」の次はどうしよう、とずっと悩んでいたそうです。委員長の「超える必要はない」という言葉がとても印象的で、他にも多くの人がそういってくれたそうですが、本人の中では答えを見つけられていなかったそうです。しかし1,2日前にふと「KANA-DEROとAIMでは伝えるものが違う、ベクトルが違うんじゃないかじゃないか」と自分自身で2年かかってやっと納得したそうです。KANA-DEROの続きを期待した人もいたことはわかっていましたが、自分の中ではそれは違う、という話でした。そして今回も演出も全部プロットを出して、「KANA-DERO」ではなくて、「AIM」としてライブを行ったそうです。ライブの記事でも書きましたが、「KANA-DERO」は本当に位置づけとして特殊で、駆け抜けた1年間の文脈が全部乗っかったあのときにしかできないものでした。これは今旬なエヴァでもそうですが、多分創作物、表現者に共通する悩みとして、一度伝説的なものを作ってしまったときにどうそれを乗り越えて次の活動へつなげるか、というところにぶち当たることがあると思います。「KANA-DERO」の呪縛から自分自身で脱出できて、違った方向の素晴らしいライブができたというのは本当に良かったです。本当に配信者、そしてアーティストとしての樋口楓のこれからの歩みも楽しみです。

ご報告【にじさんじ/轟京子】

出演・ユニット：轟京子
おすすめポイント：やっぱ俺たちの轟京子なんだよな
俺たちの轟京子がやってくれました。「ご報告」という不穏なタイトルからの内容は、今現在、インターネット回線が止まっているという報告だったんですが、現れたのはまさかの京子ちゃんのお面がついたタイツマンの実写映像でした。狂気以外の何者でもなく、特にSEEDsファンはやっぱ俺たちの轟京子だよな！！！とニッコリしたんではないでしょうか。にじさんじのブランド方針上、本人の実写映像の一部でも出せないのは残念なんですが、表現の手段として委員長や京子ちゃん以外もこうやってうまく実写を使ってほしいとは思っています。別にバーチャルがバーチャルにこだわる必要はなくて、何を表現したいかの手段だとは思うので。ちなみに後日の野良猫の配信によると、タイツマンの中身は、京子ちゃんのマネージャーですらない、例の納豆をかき混ぜていた野良猫のマネージャーさんだったらしいです。頼むから特別手当上げてくださいね！！！