ゆるりわんわんお

2019年以降は主ににじさんじのおすすめ配信を記録しています。

にじさんじ ANNIVERSARY FESTIVAL 2021 バラバラのパレードは続く

anniversaryfes.nijisanji.jp
にじさんじ ANIIVERSARY FESTIVAL 2021がめちゃくちゃよかったので雑感を書きました。ライバーさんが本当に楽しそうにやっているがよかったし、我々リスナーも楽しめたまさに文化祭でした。そしてバラバラのパレードは続いていきます。あと後夜祭のリオン様は申し訳ないですが、最高に面白かったです。

まさにテーマ通りの「文化祭」、ライバーさんたちが全力で楽しむ

このANIIVERSARY FESTIVALのテーマが「文化祭」とのことでしたが、本当にまさに文化祭でした。どのステージでも主役であるライバーさんたちがめちゃくちゃ楽しそうにやっていたのが印象的で、めちゃくちゃ良かったです。私は人が楽しそうにやっている姿を見るのがめちゃくちゃ好きで、VTuberを見ている人の中には結構そういう人がいると思うんですが、今回は特に刺さったんじゃないでしょうか。
 最初の前夜祭の時点で、FLOWさんを呼ぶという超豪華布陣でしたが、そこでも出演するライバーさんたちがいい意味で単なるファンになっていましたし、そこですでにお祭りを楽しむ!っていう雰囲気を醸し出していました。今まで見てる立場だったアーティストさんと共演するってすごいですよね。前夜祭の時点でめちゃくちゃ最高だったので、お金に余裕のある方はぜひ見てみてください。COLORSのとかGO!!!を一緒に歌って、最後も描き下ろしてもらった虹色のPuddleを一緒に歌う姿が見られるとは思わなかったよなぁ。あとこれはゆめおさんの夢である、リアルアーティストと一緒の舞台に立つ、ということのひとつの形で、今回はリポーターでしたが、このステージをみて目指すところが間違っていなかったと言っていたのは印象的でした。今度はゆめおさんもリアルアーティストと一緒の舞台に、バーチャルでもリアルの垣根のないところに立つ姿を待っています。
 王立魔法騎士学園でのメイフのお披露目やSilver DevilSの葉山さんお披露目なんかも非常に文化祭っぽかったです。RainDropsステージでも決めポーズをやって終わった後にみんなはしゃいでいたのは印象的でした。ライバーさん自身が企画に携わって、周りの人達と一緒になって作り上げていく手作り感はよかった。スタッフさんもめちゃくちゃ気合が入っているのはわかりましたし、全体を通して楽曲中のVJが本当にすごかったです。会場の都合とかでリハが深夜まで及んでいてライバーさんたちも魂削っていましたが、スタッフさんたちも魂削っていたんだろうなと。それに関してはお疲れさまでしたとか言えないですが、本当に素晴らしいお祭りでした。
 特に文化祭!!!って感じたのは、男連中で構成されたVACHSSのステージでした。これは本人たちもコメント欄も言っていましたが本当に男子高ではしゃいでいる感じの質感が最高でした。社長が10年ぐらい若返った気持ちになった、と言っていましたが、本当に見ているこっちもそんな気分になりました。前夜祭含めて社長やゆめおさんは年長組でしたが、その人達でも若者(?)に混じって一緒にバカ騒ぎで楽しめる環境はほんと素晴らしいなと。最後のサンボマスターは、締めに相応しい選曲でぶち上がりましたよね。私自身が高校生の頃に電車男が流行っていたのでもうぶっ刺さりまくりでした。
 

リスナーも一緒に参加した感覚を楽しめる生配信文化、それぞれの物語を見守る

個人的に今回すごいいいなぁと思うのが、リスナー自身もリアルタイムで文化祭を追体験できることだなと。文化祭って自分たちで作り上げることと、友達の晴れ舞台を見に行くことの要素があると思っています。生配信の文化の特徴的なところってリアルタイムで不作為の物語を追えることと、双方向性のコミュニケーションを取れることだと思っています。普段から配信を追っていると、そこに至るまでの各人の軌跡、積み重ねの末のお披露目の場であることがわかります。例えばアッキーナは一度は歌うことを諦めて、そこからライバーになってついに舞台に立って歌ったいう物語がありました。だからこそ、あの「ホシアイ」はめちゃくちゃ染みるもので、特にアッキーナをずっと追ってきてきた人たちにはめちゃくちゃ刺さるものだったと思います。リスナーたちは配信をずっと見てきているので、ほんとにまさに友達のお披露目の舞台を見ている文化祭って感じなんでした。私なんかでいうと、SEEDsのフォローワーなので、今回は特にゆめおさんの初舞台と、RainDropsでの勝くんの初舞台、緑仙と一緒に舞台に立つというのは感極まるものがありました。
 ゆめおさんはシンガーソングライターとしていながらも、なかなか舞台に立つ順番が回ってきませんでした。1年半前なんかは、樋口さんのライブに続く大きいライブ、Music Festivalがありましたが、そのときには現地リポーターを任されていました。正直当時はマジでエグいことをするな…という思いはありました。それでもゆめおさんはしっかりと覚悟を決めてその仕事を受けていました。それが今回ようやく舞台にたって本当に嬉しかったです。しかもデビュー曲でもあるオリジナルソング、「死にたくないから生きている」を歌ってくれたのはエモなんよ…社長との歌も見れたし、自身が大好きなキンプリのネタもやってめちゃくちゃ楽しそうにしていて本当に良かったです。6人ではしゃいでいた姿は最高でした。
 勝くんは、RainDropsでの活動で3D化が決まって、それからライブも延期になったりとなかなか舞台に立てない日々が続きました。そしてようやく今回舞台になって、ポテポテじゃなくてかっこよくかわいく動く勝くんが見れてSEEDsのフォローワー、おなえ大好きマンとしては本当に感無量でした。まあ泣きましたよね。しかも同期の緑仙と同じ舞台に立って歌って踊ってる姿が見れるのが本当に嬉しかった。冒頭にも書きましたが、RainDropsは今回の舞台に本当に気合を入れていて、自分たちが練習してきたものをすべて出しきってやろうというのを随所に感じていました。アッキーナとか緑仙は本当にテンション高かったし、勝くんもめちゃくちゃポーズ気合入っていてよかった。今回、童田さんが療養中で居ない中で、ラストのオントロジーの童田さんに向けたメッセージも挟んだところはまあまた泣いたよね。延期した雨天決行、童田さんも含めた6人でぜひとも見たいので、楽しみにしてます。童田さんの勝くんと対になるポーズ楽しみにしてます。

【#SitR東京リベンジ​】「にじさんじ JAPAN TOUR 2020 Shout in the Rainbow!東京リベンジ公演」オープニングムービー【Re:START TOKYO REVENGE】

【#SitR東京リベンジ​】「にじさんじ JAPAN TOUR 2020 Shout in the Rainbow!東京リベンジ公演」オープニングムービー【Re:START TOKYO REVENGE】 
物語といえばSitR東京リベンジ公演は文脈が詰まっていました。私は現地に行けたんですが、もうOPの時点で泣きましたよね。去年、唯一中止になった公演で、1年後しのリベンジを果たせて本当によかった。VJも気合入りまくりで、私は現地で結構舞台から遠い位置だったんですが、思わずずっと見ていました。ライブの満足度が高く、いきなりダレパンダでネタに走ったかと思えばその次にリゼ様のオリソンがきたりと感情が忙しかった。アンジュさんのソロではまさかのライブで「デリヘルが呼んだら君がきた」で、くっそ笑いましたよね。現地で笑い声を殺すの大変だった。いや、めちゃくちゃいい曲なんですけれども。まさか親も来ているライブで歌うのがすげえよ。さらにその次にベルさんとの「スキキライ」、しかも男女パートが逆なもんんで、さらにネタ度が加速しました。誰だよ「デリヘル呼んだらベルが来た」って言った人は。天才か。ベルさんといえば、普通に歌声、音域広くてびっくりしました。低い声だけじゃなくて高い音域のものもかっこよくてめちゃくちゃセクシーでした。文脈的なところで行くと、リゼ様の「プリコグ」は、委員長パーソナリティのときのだいさんじで委員長がリゼ様をイメージして曲をかけた、という経緯があり、1年半越しの伏線回収となりました。あとみんな大好き「ダイパンダ」がようやくソロでお披露目できましたし、12月のKTZeppでは聞けなかった「3倍!Sun Shine!カーニバル」が聞けたものよかった。いやマジでライブでやるとめちゃくちゃぶち上がる曲で、声の出せない現地はみんなめいいっぱいペンライトぶん回していました。戌亥さんいわく、次は6倍になるらしいので、篠崎さんと烏屋には期待したいですね!全体を通してみなさん楽しそうにやっていてめちゃくちゃ楽しめました。リベンジャーズでまた次の舞台に期待します。

 こうやって、特に好きなライバーさんが大舞台に立つのを見守るのは、まさに文化祭そのもので、私のような学生を卒業した大人でもめちゃくちゃ楽しめるコンテンツでした。私は年齢関係なく、いつまでも青春したっていいじゃない派の人なので、最高に楽しかったです。今回初舞台だった勝くん、ゆめおさん、りつきん、ベルさん、アッキーナ、アルスさん、星川さん、健屋さん、3D初お披露目の不破くん、葉山さん、メイフなど、それぞれの好きな人がいて、そういう人たちは私が上記に書いたようにめちゃくちゃ刺さったし嬉しかったんじゃないでしょうか。今回出てなかった人たちも来年は出し物や、舞台に立つ姿が見られるように願っているので、ぜひとも来年もまた開催してほしいです。

バラバラのパレードは続く

今回のお祭りを象徴する言葉だと思います。これ3周年記念楽曲のkzさん制作の「Wonder Never Land」のワンフレーズなんですが、まじでkzさんは天才だよなと…にじさんじはそれぞれが目指すところが違って、みんな違ってみんないい、を体現した集団だと思うのですが、今回のにじさんじフェスティバルでもそれが現れていました。ステージも歌だけではなくて、ゲーム、クイズ番組、運動会(?)など、たくさんの企画がありました。また同じ歌のステージの中でもそれぞれの特色がでていました。特にラストのメインステージはそれぞれ所属するレーベルが違う人達がいろいろな方向での表現がありました。RainDropsステージでは5人(6人)というユニットを活かしたダンス、ユニゾンなどのパフォーマンスが圧巻でした。1年前の結成時はあまり接点のない6人がああやってステージの上で一体感を出している姿は本当によかった。マジでRainDropsのステージはめちゃくちゃかっこよかったので見てください。そして次の委員長のステージでは基本的にはソロながらも、にじさんじ!という感じが溢れていました。というか最初から「アンチグラビティ・ガール」の時点で最高すぎるのよ。個人的には委員長の曲で一番好きなので最初からこれでぶち上がりまくりでした。委員長のソロステージではありましたが、ちょいちょいライバーさんが出演しているところがにじさんじのお祭り!って感じで良かったです。BANG!!ではえるちゃんと樋口さんが打たれる役として一瞬出演しました。っていうか樋口さんがランティス衣装で打たれるために出てきて豪快に転がるのは面白すぎます。地獄タクシーでは力一さんがくっそはまり役で出たり、HANAJIでは樋口さんとRainDropsがコーラスで参加したりしていました。最後のMoon!!のAvecAvec remixは天才でした。振り返りで委員長が言っていましたがSTPのリリパでのAvec AvecさんのDJマジですごかったですからね…音源化も待っています。そしてラストは歌という道を切り開いた樋口さんによるソロライブステージでした。いきなり「MABLE」から入りぶち上がると、「響鳴」からのファンメイドメドレーの圧巻のパフォーマンス。ランティスステージでありながら、にじさんじのお祭りとしてファンメイドメドレーを発案してくれた樋口さんと快く許可してくれたランティス様には感謝しかないです。そして「Q」アンサーソング」と続き、っていうかアンサーソング最初シングル曲予定だったのはびっくりしました。結果的にアルバムのリード曲になってハマってよかったなと思います。そしてラストはにじさんじの生配信から生まれた「Victory West」で締め、とまさににじさんじのアーティストたるステージでした。ラストは「Wonder Never Land」を7人で合唱。緑仙や樋口さんのWNLが聞けたの嬉しかったですし、私は楓と美兎のユニゾンで2回ぐらいやられましたよね。ああああああ!!!ってなってました。3つのステージともそれぞれ同じにじさんじにいながらも色が異なり、まさに「バラバラのパレード」を象徴したライブステージでした。

互いに切磋琢磨し、そして次のステージへ

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ここまで振り返り配信をボチボチみているのですが、出演者たちがそれぞれに影響を受けている話を聞けてなんだこの少年漫画みたいな熱い展開が繰り広げられています。今回圧巻のパフォーマンスを見せていた緑仙も、樋口さんや委員長などからめちゃくちゃ良い刺激をもらったといっていました。今はダンスにも力を入れているみたいなので、さらなる緑仙のパワーアップが楽しみです。その樋口さんも緑仙のしなやかな動きをすごいと刺激を受けていました。また樋口さんはどっちかというとロック寄りのパフォーマーですが、今まで周りにあまりそういうパフォーマンスをする人が居なかった中で、今回はじめて共演した社長の動きを見て、それだ!と感じたそうです。あとそもそも樋口さんは体幹が強すぎるそうで、さらに自分自身も「力こそパワー!!!」って思っていたそうです。さすがすぎる。それが今回いろいろな人のパフォーマンスを見ていろいろと考え方が変化したそうです。今後の樋口さんがどのようなパフォーマンスになっていくのかが楽しみです。あとはイブくんがめちゃくちゃ熱くなっていて、今回とりにてぃーとしてメジャーデビューが発表されたフレンさんの歌って踊っている姿、そしてVACHSSの楽しそうな姿を見て、自分自身もステージの上にもっと立ちたいと強く思ったそうです。デビューした直後のSitRステージは遠くから眺めているだけでその姿を想像していなかったということですが、今回自身もステージにたちつつ、間近でそのパフォーマンスを見たことで、呪印に侵食されたサスケ状態になっていたということでした。イブくんみたいに最初からステージを目指しているわけではなかった人が、周りに刺激を受けて考え方が変わってステージに立ちたい!って思う展開はめちゃくちゃ熱いです。前のところでかきましたが、にじさんじのライバーさん自体、目指すステージがそれぞれ違うので、こうやってライバーをやっていく中で考え方が変わっていく物語を見れるのがにじさんじの面白いところです。今回では、アルスさんが初ステージに立って歌いましたが、本人も当初は歌が苦手で避けていたところから、ライバー活動を続けていく中で考え方が変わって今回、舞台に立ったという物語があります。そいういう意味でイブくんのこれからの物語がめちゃくちゃ楽しみです。

そして後夜祭、鷹宮リオンの「パソコン壊れたことある?「片手で持てるようなパソコン」

【同時視聴】PCが壊れメンヘラ化 注意 #にじFes2021​ 感想・雑談 閉会式も一緒に見よう〜!【にじさんじ/鷹宮リオン】

【同時視聴】PCが壊れメンヘラ化 注意 #にじFes2021​ 感想・雑談 閉会式も一緒に見よう〜!【にじさんじ/鷹宮リオン】
そんなみんなのステージを見て、閉会式では金銀銅のポン改め▽▲TRiNITY▲▽のメジャーデビューが発表されました。今回のステージはそれのお披露目も兼ねていたんですね。そしてそんなめでたいデビュー発表の裏側で、リオン様がまさかのPC壊れてメンヘラになっているという状態が、申し訳ないですがめちゃくちゃ面白かったです。もうマジでヘラりまくってて、メジャーデビューのめでたさと、PCを壊れた切なさで感情が大渋滞を起こしていました。マジで言葉が弱々しい。心配してコメント欄に現れたライバーさんやFesタグでライバーさんの感想ツイートを読み上げては、最終的に「パソコン壊れたことある?」って聞き回るbotになっていました。果てはクリエーターさんたちも巻き込んで聞き回っており、エモエモの曲をかきあげたkzさんの情緒すら吹き飛ばす自体となっていました。


個人的にリオン様は「どうしようもなくいまを生きている」を一番体現している人だと思っていて、今回も最高に今を生きていましたよね。私は普段大きイベントのあとには燃え尽き症候群気味になって力尽きているのですが、このリオン様をみてずっと笑っていて元気をもらえましたよね。最高のオチを付けてくれてありがとうございますリオン様。


今回、オンライン開催に切り替わったことですべてのライバーさんが出演することができなかったので、ぜひとも来年はリベンジして、すべてのライバーさんが出演するようなイベントをしてほしいです。そしてまた最高の文化祭を楽しませてください。すべてのライバーさん、スタッフさん、素敵な文化祭をありがとうございました。