加賀美ハヤト3Dお披露目配信　本当にタイトル通りの「本気の道楽」が最高だった

【超大型ゲスト出演】代表取締役、本気の道楽【 #加賀美ハヤト3D 】

「本気の道楽」を文字通り体現。

昨日の社長の3Dお披露目配信、開始前から自分でハードルをぶち上げていましたが、いやマジで最高でした。「本気の道楽」ということで自分が実現したいことに対して、周囲の熱量、技術力、財力、人脈、本人の実力をすべてフルに使い切って、最高のものを魅せてくれたました。大人がこうやって自分のやりたいことを全力でやる姿って、何というかものすごい尊い。いや語彙力がないんですが、少年の心をいつまでも忘れず大はしゃぎするのって、たぶん誰もしもが憧れる姿で、それを実現してくれている人を見るとほんと憧れるし、見ていてめっちゃ楽しいです。社長のライブパフォーマンスは素晴らしいのはもちろんでしたが、それを世界初のフルバンドトラッキングによってよりめちゃくちゃ映像が映える構成になりました。マジで黒子さんたちが楽しそうに演奏して、動きもすごい激しいので、非常に見応えがありました。私自身、人が好きなことをやって喜んでいる姿を見るのが好きなので、社長、バンドメンバー、スタッフ含めてもうめっちゃ楽しそうにやっている姿が本当によかった。バンドメンバーのおおはしゃぎっぷりもすごい良くて、若い子には伝わらないズームインに移りたがる人という例えは絶妙でした。いや世界初、っていうあの場にいたら楽しいに決まってるもんなぁ。あと選曲としてもロキノン厨な私にとってはバンドサウンドが映える曲をたくさんやってくれて本当によかった。世代的にぶっ刺さりまくり。やっぱ9mmはライブで映えて良いですね。
　また歌のリクエストに答えるところは、スタッフさんたちが自分たちの技術力すげえだろおお！！！っていう感じで、自分たちの仕事に熱量と矜持をもってやったんだろうな、ということがヒシヒシと伝わってきて、ものすごいよかった。実際仕事をしていて自分たちの仕事が誇れる瞬間ってのはなかなかないと思うので、スタッフさんたちも感無量だろうなと。楽器のトラックの技術自体は以前からあったと思いますが、それを6人同時リアルタイムで、大きな破綻もなくやったのは、お金だけじゃなくて、技術スタッフさんの試行錯誤の末だろうなと。そのへんの技術的な話は個人勢でそういったことをチャレンジしていらっしゃるmemexのbioさんが語っているので参考にしてください。本当にすごい。

#加賀美ハヤト3D
マジで凄かったし選曲が世代過ぎて最高だった……

以下考察と推測
・ギターに手が突き刺さることがある
→ ストローク・運指を動的に生成するようなことはしていない

・黒子の身長がまちまち
→ モーキャプアクターの骨格に合わせることでCG空間と現実空間の座標の整合性を取ってる
— ぴぼ | memex Gt (@memex_pibo) 2020年8月10日

　人脈というところでも、超大型ゲスト（物理）でタカラトミーさんの「ボルメテウスホワイトドラゴン」さんが出てきたというところは今までのにじさんじの積み重ねの結晶という感じで、デュエマの案件だったり、Wixossをやってきたからこそ繋がってみたものだよなぁと。特に何の協賛もしていない案件で、3Dボディとかカードを貸してくれるって、一歩間違ったらブランドに傷がつく可能性すらあるので、非常に難しいと思うんですが、そこは葛葉くんがいっていた社長の実直さも相まって実現したのかなと。とはいっても玩具会社の人としたら、あんだけ楽しい場になることがわかっていたら絶対に実現したいって思っていたのかなという気がしますが。デュエマが大好きで歌上手なひとが世界初のフルバンドトラッキングバンドでOP歌うので、その中に「ボルメテウスホワイトドラゴン」を出したいです！って企画聞かされたら絶対実現してやる！ってなりますて。実際、同じ画角に入った！って社長がほんと嬉しそうな姿を見れてよかった。いつでも男の子は巨大生物が大好き。いやマジでボルメテウスさんの前でVRフルバンドの絵はめちゃくちゃ映えててかっこよかった。
　また社長といえばお金はありますから！と言っても、スパチャで殴られることで有名なんですが、そのスパチャの還元の仕方として本当に最高の使い方をしてくれたよなぁと。還元方法だったりあるいは直接還元するかというのは人ぞれぞれで、投げている人もそれをわかって当然やっているわけで、他の方の良し悪しに言及する意図は一切ないですが、この還元の仕方を魅せてくれると、そりゃもっと投げたくなります。本気のエンタメを提供してくれる！という信頼感がありますよね。このへんのスパチャ文化って、リスナーがスポンサーみたいなものなので、ライバーさんたちのやりたいことの自由度がすごく上がるのがいいところだと思います。タカラトミーさんを巻き込むことができたのも、しがらみの少ない独立した立場ならかなと。使った額が7桁と言っていましたが、おそらくスタッフの人件費を除いたこれだけのための経費であって、初のフルトラ6人同時のものとかの投資含めたらこれだけのためじゃないにしろ、億は余裕で超えてるはずなので、そういった意味ではまだ回収は全然できていないはずですし。
　色んな要素が絡まった、「本気の道楽」は見ていて本当に楽しかったし、個人的にはVTuberの最高同接数を更新して13万人という、これだけすごいことをやってしっかり数字に現れたことはうれしかった。これからも魅せてほしいです。

夢を実現する憧れの場所

　そしてこの社長の姿を見て、にじさんじ、果てはVTuber界隈が夢を叶えることができる場なんだ！って思ってくれて、業界全体でさらに加速する流れができるといいなと思います。次々に自分のやりたいこと、楽しいことを形にしていて、それに対してみんな憧れてどんどんチャレンジする場所になってきているし、最近だとルイスさんが木尾士目先生と対談したりと、それをしっかりと実現できているのは本当にすごいと思います。直近でデビューした5人の新人さんの中にはやりたいことがすごくはっきりする人が入ってきている印象があって、にじさんじが周囲からもそういった場であると思われているフェーズになったんだなと思うと、そこそこ前から追ってきた身としてはめちゃくちゃいい場所になったなぁと感慨深くなりました。北小路ヒスイさんなんかはめちゃくちゃ多才のひとで、正直言って全然個人でもやろうと思えばやれるんじゃないか、というスキルの持ち主だと思ったのですが、そういうひとがにじさんじでやりたい！と思うのはほんとすごいと思うのです。熱量の高い人達が、夢を実現するために集まっている集団ってめちゃくちゃ熱い。これは文脈として、同人文脈は全然詳しくないんですが、自分の好きを発信する場、というところでは、同人文脈と同じ文脈かなと思っていて、それを個人ではなく企業としてよりでっかい規模でやるような場になってきている感じがあります。同人でひと時代作り上げてきたビートまりおさんも、昨日社長を初めてみたそうですが、あれいいなーってめっちゃ大興奮していました。こうやってやりたい！！！って思う人が増えてくると、技術がどんどん発展していってコストも下がっていくので、この循環をガンガン作り上げて言ってほしいです。

【初配信】北小路ヒスイ【にじさんじ】

【歌枠】東方も歌うぞ！行くぞぉぉおおお！！！【ビートまりお】

脈々と受け継がれている文脈

　あとせっかくなので、この場の文脈を紹介したくて、まずこのへんのやりたいことを実現する、というのは上記にも書いたように社さんや舞元さんから続くところでもあると思うんですが、やっぱ社長が「WITH IN」を聞いて思い出すのは、そもそも社長の「WITH IN」がコウの「アイシー」を聞いて全部取り直した、というエピソードなんですよね。なおコウのアイシーは現在取り下げられているので、作曲者のぼろまるさんのほうを聞いてみてください。あまりにも物語がつまった名曲です。それがなかったら今のこの場がなかったかもしれない、と思うといろいろ熱いなぁと思うわけです。そのコウは委員長にあこがれて、委員長はシロちゃんとかをみて、と脈々と受け継がれていていいです。上記で夢を実現する、とありましたが、社長のおかげでいろいろな可能性がめちゃくちゃ開かれたな、と思っているので、コウのバンド、EgNがまた今年のクリスマスにみんな3Dでバンド演奏したら泣いちゃう自信があるのでぜひともやってほしいなと願っています。