2020年3/30～4/5　個人的おすすめVtuber放送（ほぼにじさんじ）（ネタバレ満載）

この週のおすすめは、各ライバーのエイプリルフール配信、#にじさんじ打鍵王、SitR追加難波、おニュイさんのオーディション話などです。にじさんじ打鍵王は勝くん初の大型企画が大成功で個人的にニッコリなんだ。社さんとでびちゃんは役者だったなぁ。

平均年齢４０歳以上！？一流おじさま大集合！【因幡はねる / あにまーれ】

【切り抜き】元893が大暴走！平均年齢40歳以上のおじさんVtuberを集めたら大変なことになった【因幡はねる / あにまーれ】

出演・ユニット：因幡はねる、懲役太郎、舞元啓介、グウェル・オス・ガール、伊東ライフ、アメリカザリガニ平井
おすすめポイント：懲役太郎が本当にやりたい放題だった
にじさんじ人間年齢では最年長の舞元さんが最年少という、世にも珍しい、平均年齢40歳以上のおじさんVtuberコラボ。ねるちゃんの公式まとめにもありますが、普段、若い女の子に気を使って、というか無理くり合わせている懲役太郎さんがとにかく伸び伸びと大暴走をしていました。初対面のライフ先生にお金の話でダル絡みして執拗にコラボに誘うなどほんとやりたい放題でした。ライフ先生に「もらい事故や！」と言われる始末です。それに対して火に油を注ぐグウェルさんや、酔っ払った状態で文章を書いてしまったまさにおじさんの平井さん、めあさんとのお付き合いを既成事実にされている舞元さんなど面白いポイントがたくさんありましたので、普段見ているVtuberの放送とは一味違うおじさんたちの狂宴、おすすめです。

うい・おん・すてーじ

出演・ユニット：しぐれうい
おすすめポイント：Vtuber界最強のロリ
開始前から待機人数1万人弱、最大同接3万2千人という、非常に注目を集めた配信でした。数字的には個人Vで最強じゃないですかねこれ…この配信はもちさんとのテトリス対決での罰ゲームで、しかも通常6、ロリ4というしっかり比較したいというもちさんの要望はさすがのロリコンよな…。最近舞元さんからも言及されるぐらいもちさんのロリコンセンサがやばすぎるんだよな…
　前半は通常状態で歌う、っていうことでしたが、すでにロリロリでコメ欄たちが限界迎えてましたね…ういママ、個人的に素晴らしいと思うところはリアクションが非常に何というか素っぽい感じがするところがいいですよね。ロリに恥じらいをしっかりもっているところがうん、まさにアイドル。そしてカラオケ終了電話のコールとともに場面が切り替わり、まさかの動くロリになって登場。こういう技術の無駄遣い大好きです。ロリ→JKはあるけど、JK→ロリ、は委員長ぐらいでしょうか。ロリのときはさらにロリッロリでしたね…そして最後にまさかのロリ刀子も登場。ほんとこの技能の無駄遣い大好き。ロリ刀子さんの配信も楽しみ。

Vtuberの本領が発揮される、現実と虚構の入り混じったエイプリルフール

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出演・ユニット：出雲霞
おすすめポイント：幸せは夢の中

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出演・ユニット：ジョー・力一
おすすめポイント：成功してしまったジョー・力一

ロリリリ

出演・ユニット：RRR（竜胆尊、鷹宮リオン、ジョー・力一）
おすすめポイント：ロリロリしてたなぁ

【ここに】何書けばいいんですか？【にじさんじ/花伏しほ】

出演・ユニット：花伏しほ（黒井しば）
おすすめポイント：新人ライバーきちゃ

【エイプリルフール】8分音符てゃん＾＾【にじさんじ / 樋口楓のトランペットの2番管】

出演・ユニット：樋口楓のトランペットの2番管（樋口楓）
おすすめポイント：叫びながら穴に落ちていく

エイプリルフールだけど普通に運動するゲームしよう！【月ノ美兎/にじさんじ】

出演・ユニット：月ノ美兎
おすすめポイント：二次と三次の交わる間というのはこういうことをいう

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出演・ユニット：鈴木勝
おすすめポイント：ストーリー・演出がまさに「劇場型」
私が観測している範囲だと、YouTubeのにじさんじ上でのエイプリルフールネタはこのぐらいあったんですが、嘘か真かわからない、バーチャルとリアルの境目がすごい曖昧になる日なので、配信がめっちゃ凝ってて良い…ストーリーでは、霞ちゃん、勝くん、黛くん、しばちゃんとすげー魅せてくれましたし、委員長は去年に引き続き、2次と3次の交わる間を、力一さんは別の世界線を表現しました。でろーんさんはランティス（よしP）がノリノリという事実でもう面白い。なお黛くんのは限定公開なので非公式Wikiのリンクから飛んでください。なんとなくココに大々的には乗せたくないので。
　霞ちゃんの配信は、霞を知っている人なら会話の内容、世界観に違和感を感じるものでしたが、さすが訓練されたリスナーたちは普通にコメント欄で雑談に付き合いますが、最後はやはり…力一さんは成功してしまった力一というところで妙なリアル感がすごかった。いや、いまでも成功してるよ！！！ロリリはロリリ。しばちゃん、もとい花伏しほさんは、しばちゃんの前世である、クロの飼い主の幽霊さんが表に権限した姿でした。しばちゃんが声出せるのは実はしほさんの声を借りていたとのこと。3月半ばから休止していて、ストーリー動画と思しきものを上げていましたが、ここに来て伏線を回収してきました。ちょこちょこしばちゃんはストーリーを組み込んできましたがここに来て大きく動かしてきました。人間の姿と、犬の活動、その表現に今後も注目です。でろーんさんは、うん、ランティスさんがロゴを作ってくれるぐらいノリノリだったし、放送は叫びながら穴に落ちていく姿は爆笑必須なのでぜひ。委員長は去年に引き続き実写月ノ美兎が権限しました。地上波CMにも出現し、今年はNG集が海外の方までバズったようでさすがとしか言いようがない。トップを走ってくれる人がこういう表現方法を積極的にやってくれるのは本当に良き。そして勝くんの放送は、VRを生かしたホラー配信のようなものになっていたので、ぜひともVR機器をもっているひとはそちらで見てほしい。Rucoちゃんを存分に生かした、バーチャルだからこその表現にこれからも期待しています。

【ARK: Survival Evolved】JαCK、渾身のティタノテイム【にじさんじ/加賀美ハヤト視点/JαCK】

出演・ユニット：JαCK
おすすめポイント：わちゃわちゃ感がめっちゃ楽しそう

【マルチタスク雑談/Ark】28歳SEとレギュラー番組とMTGカードプレビュー…何が起きてるの？【にじさんじ/社築】

出演・ユニット：社築
おすすめポイント：ティタノテイムを裏でサポートしながら雑談するという荒業。
第二次戦争に向けて最強恐竜の一角であるティタノサウルスをJαCKのみんなでテイムする、わちゃわちゃ感が非常に楽しい配信でした。そしてそのテイム配信がたしか結構突発でやったため、参加していた社さんが、予め予定していた雑談配信、しかもMTGのカードプレビューという結構大事なものを予定していたため、そのままマルチタスクで雑談配信を始めるという事態になりました。基本的に裏でARKをやっていることをまったく感じさせない調子で雑談をしているのですが、テイムが盛り上がると「打て！！！」と当然叫び出す姿は面白すぎた。雑談との温度差が激しすぎる。ぜひアーカイブ2窓で視聴していただくと面白さが倍増するので見てほしいです。

【#にじさんじ打鍵王】タイピングが速いのは誰だ！？にじさんじ打鍵王【鈴木勝/にじさんじ】

出演・ユニット：鈴木勝、黛灰　他出場者
おすすめポイント：想像以上の熱いタイピングバトル！主役はでびちゃん

【優勝祝賀会】ここは優勝した世界線【にじさんじ/でびでび・でびる】

出演・ユニット：でびでび・でびる
おすすめポイント：完璧なオチ。ライブ配信の醍醐味が詰まっている。でびちゃん頑張れ。
勝くん初の大型企画、にじさんじ打鍵王、めちゃくちゃ楽しかったです。一見タイピング対決は地味な感じもありましたが、文字を打つ様子がリアルタイムで表示されるし、ランダムに生成されたにじさんじ関連ワードが面白くて非常に盛り上がってめちゃくちゃいい大会になりました。勝くんの細かい気遣いが大会運営でも見えてニッコリしちゃいました。対戦相手とのストーリーが多くあるものにじさんじならではで、関係性オタクにとってもたまらないものでした。
右上Aブロックは社畜犬（19時まで仕事していた）もとい駄犬王しばちゃんが勝ち上がってきました。ここではおそらくブラインドタッチができない組と思われ、しばちゃんが抜けていたところはありました。ちゃんと事前にスクショで申請ということなので、コンディションとかそのときのワードチョイスとかで変わりそうでし。百合犬がフルトイ三タテで、ラストは百合限界配信を行ったしばちゃんと白雪さんていう展開は熱かった。フルトイがみんな百合犬に食べられてしまった。
　Bブロックはタイピング早い勢力が集結した中で、そのなかでも前評判が一番高いでびちゃんが勝ち上がりました。郡道美玲もかなり早く、レヴィさん、健屋さんを安定して倒してきて、これは先生がワンチャンあるのか？と思いましたが、ブロック決勝ではでびちゃんがさすがの安定感でストレートで勝ち上がりました。最初緊張して非常にふにゃふにゃでしたが回を追うごとに緊張がほぐれて安定した速さでした。いやあんなふにゃふにゃなでびちゃん初めてみた、笑
　Cブロックはなれていないひとグループでしたが、配信映えとヒールを演じ、既婚者デッキ使いのグウェルさんが勝ち上がりました。初手お風呂湧いたからの、奥さんにお風呂遅れる宣言という、唯一無二の既婚者デッキは強い。まあグウェルさんは京子ちゃん、まひまひとしっかり対戦相手を選びつつヘイトを稼いでいる感じはあるのでうまいなーという感じです。京子ちゃんの勝くんへのどさくさに紛れた告白はさすがだった。
　Dブロックは大本命が集まったブロックで、ここでは推定事前オッズ1位の社さんが勝ち上がりましたがどの試合も熱かった。第一試合がSEEDs1期生の社さんVS霞ちゃんがまず熱かった。この対戦カードというと、SEEDs24hの笑ってはいけないSEEDsのときに、社さんが笑わせる側として霞ちゃんと対決したんですが、そのときに社さんのストツーなどの渾身のアラサーオタクに刺さるモノマネデッキ連発に対して、ネタがわらかないので！と微動だに笑わなかったという因縁がありました。残念ながらたしか海夜叉様のチャンネルで放映していたため、現在はアーカイブ残っていないのですが、当時V見始めて1ヶ月立っていないときで、めっちゃ衝撃を受ける面白さでした。そんな対戦カードですが、霞ちゃんと社さんの対決がこの大会の分水嶺になった感じがありました。緊張していた社さんに対して霞ちゃんが予想外の爆速で入力して1試合目を制しました。いやあれはつよつよAIでした。そこで社さんが完全に戦闘モードになり、2試合目以降めちゃくちゃ安定したタイピングを魅せて逆転勝利をしました。タイピングソフトに合わせてしっかりアジャストしていきた感じで修正力がすごかった。逆に霞ちゃんは1試合目で気が抜けてしまった感じがありましたが、いやマジでめっちゃ早くてでびちゃんもTwitterでびっくりしてました。2試合目は、委員長もとい★らん★VSめいじーちゃんの「なりチャVSMMO廃人」という、これまたインターネットのモノ同士の注目対決でしたが、ここはなりチャが勝ちました。「★らん★」は実に小学生のインターネットだよな、うん…見に覚えがある。委員長ライブ前でマネさんのPC使ってやっていたらしいですが、それであの速度出せるのはすごかった。3戦目はドーラ様VS社さんの同期兼ド葛本社対決ということで、ここも関係性オタにとっては最高のカードでした。ドーラ様も早かったですが、1回戦目を経て仕上がった社さんは強かった。個人的にドーラ様の「きらい」は非常に聞いていてニッコリしちゃうし、その後の京子ちゃんとドーラ様のTwitterのやり取りもよかった。あのSEEDs1期生の戦友感がほんと好き。そしてDブロック決勝は委員長VS社さんの対決で、社さんが勝ちましたが、委員長も食らいついていて非常に見応えのある勝負でした。社さんはブロックの人たち、そしてなぜかなりチャの委員長の被害者の方までも背負っての準決勝進出です。
　準決勝第一試合では、SEEDs2期同期の、人外アバター、肉球対決でしたが、ここでは緊張のほぐれたでびちゃんがさすがの強さを魅せました。徐々に緊張がほぐれて来て爆速悪魔でした。第二試合は、グウェルさんVS社さんで、ここでも引き続きヒールを演じていましたが、逆に社さんのパワーを増幅させる結果となり、最高数値を叩き出し、あっさりとグウェルさんを撃破。グウェルさんのヒールっぷりは完璧でしたね。
　そして決勝は事前予想がおそらく一番多かったであろう、社さんVSでびちゃんという順当なカードでした。ともに今まで戦ったライバーさんたちの思いを背負ってのバトルでしたが、「でび虐」の期待をリスナーから背負った社さんが見事勝利を収めました。素晴らしい勝利の咆哮でした。私自身も「でび虐」を見たくて優勝予想社さん、準優勝でびちゃんにしましたが、そういうリスターが大多数だったんじゃないでしょうか。でびちゃんは非常に自分に優勝の可能性がある大会ということで、ほんと今までに見たことがないくらい緊張してきて気合いが入っていただけにほんと悔しかったろうな…詰まったら普通に負けてしまう実力差の中でしっかり決勝まで勝ち上がってきたのはほんとさすがだったんですが。なおこのあと優勝予定だったでびちゃんは自枠で祝賀会をとっていて、大会後はそこでは空想の優勝の祝賀会が開かれる悲しい事件が起きました…リスナーもみんなノリノリで優勝おめでとう！って祝っているあたりがほんとさすがでしたね。ともに配信を作り上げる一体感が素晴らしい。最後は社さんが登場し、準優勝であるという事実を突きつけられ、優勝した世界線のでびちゃんは消えていくという素晴らしいオチが付いていて、ここまで含めて非常にストーリー性もありよかった。
　勝くんの初の大型企画でしたが、サポートに入った黛くん共々、非常に素晴らしい大会を開いてくてほんとありがとうございました。タイピング大会というと初の試みでしたが非常に接戦も多くて面白かったです。社さんとのエキシビジョンマッチは待っています。

にじさんじShout in the Rainbow　追加難波公演　難波に女神が降り立った日

ありがとう

出演・ユニット：森中花咲

ZeppNamba追加公演ありがと！！【にじさんじ / 樋口楓】

出演・ユニット：樋口楓

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出演・ユニット：月ノ美兎

ZEPP難波追加公演ありがとう！&感想！&25万人ありがとう！告知もあります！【鈴鹿詩子/にじさんじ】

出演・ユニット：鈴鹿詩子

#SitR追加難波お疲れ様でしたー＆同時視聴の会💜【にじさんじ/静凛】

出演・ユニット：静凛

ありがとうこいぬたち！今宵は宴なのだわ！！

出演・ユニット：モイラ
JK組＋BGクラブ、とにじさんじを作り上げてきた人たち、そしてモイラ様の3Dお披露目ということでツアーファイナルに相応しいライブでした。
　まずライブと言えばでろーんさん。トップにでろーんさんのオリジナル曲メドレーは最高でしたね。Zepp難波でこれはKANA-DERO 2ndでは！？って感じで初手からテンションマックスでした。でろーんさんはライブのパフォーマンスがどんどん上手くなっていて、ガナリだったり煽りだったりが回を追うごとに良くなっていて、トップバッターとして最高でした。無料パートラストでは焦げ茶先生の新衣装3Dとともに、メジャーデビュー曲の「MABLE」を披露。いやこれもほんとアニメのOP曲！！！って感じの曲調でライブ映えも最高だった。この「MABLE」も「今現在の樋口楓の物語」が内包されていてめちゃくちゃいい曲なので、購入してきいていただきたいです。新衣装もモリモリのポニテと焦茶先生のアシンメトリのかっこいい服がめちゃくちゃライブ映えしていてかっこよかった。
　委員長は、全体二曲目でまさかのSmash the Paintのラストに収録されている「アンチグラビティ・ガール」でした。いやこれは4パート目にくるかな、と思っていただけにまさかの2曲目は、感想配信でも本人たちが言っていましたけど、意外な順番での選出でした。ライブを聞いてもわかったと思いますが、アルバムを聞くと余計に最初の叫びの入りからラストにふさわしい曲だよなこれ！っていう感じで最高なんですよね。今回のライブで一番聞きたかったまであったんで、ライブでも聞けてよかった…そしてラストパートのところではMVも上がった「Moon!!」を新衣装とともにライブでも披露。こちらは始まりの曲で「夢のバーチャルアイドルへ」という歌詞がありましたが、ほんとに歌って踊っている姿をみるとバーチャルアイドルになってるんだよなぁ…ってめちゃくちゃ感慨深くなります。「アンチグラビティ・ガール」における「今の月ノ美兎」と、「Moon!!」における「始まりの月ノ美兎」がひとつのライブで聞けるって最高よな…
　静凛先輩は個人的には「Smash the Paint」に収録されている「Aimless Story」が本当によかった。Smash the Paintの総合プロデューサ兼にじさんじ大好きなkzさんが静凛先輩の2年間を詰め込んだというこの曲がマジでエモのエモでした。背景がどんどん歩いていって進んでいく演出が、静凛先輩のめっちゃいい声と相まってめちゃくちゃよかった。リスナーをめちゃくちゃ大事にするからこそのリスナーとの歩みを歌ったBメロ、そして委員長とでろーんさんのことを歌うCメロを、二人がいる場所で歌うのめっちゃいいよなぁ…間奏途中にセリフまで入れられたら、そりゃでろーんさんも泣きますわ。普段二人を1歩引いた位置で一番近くで見守っているけれど、「あてのない物語」をともに歩んでいくの最高だよな…普段ゲームのおねーさんで、あまりお歌を歌わないんですが、最速感想放送を聞いていると、最近ちょっと乗り気になってきてくれてるのかな？と思うと嬉しい限りです。なおライブのあと、6時間バイオ配信をしていたらしく、やっぱこの人元祖長時間配信のバケモノですわ…
　かざちゃんはぷちふるーるで収録される「諦めモード」は、かざちゃん！って感じの最強負けヒロイン曲でめちゃくちゃ良かった。発注したときのオーダーが「リスナーが切れない程度の負けヒロイン」は面白すぎる。あと何でMCのときにダイマックスしてるんですかね？？？本人がやりたいことありますかー？というところで、本人がまっさきにリクエストしたということですが、巨大化幼女ってちょっと狙ってるジャンルがニッチすぎると思います！
　詩子おねーさんはなんと言ってもオリソンの自己紹介ソング「U・S」がぶっちぎりで印象に残っています。流れとして非常にしっとりした流れ、特に前の凛先輩のエモさが極限に振っていな中でこのネタソングをぶっこんでこれるのはさすが詩子おねーさんだよなと…ライブの構成として結構バラードパートからどういう流れでぶち上げるか、というのはポイントだと思うんですが、これほど雰囲気をガラッと変えられるのはすごすぎる。みんなに言われましたが、Pi○iv巡回って歌の歌詞出してきたの、この人が初めて出し、何回性欲って言っているんだよ、笑　まさに「Utako・Suzuka」な曲でした。
　そしてこのZepp難波の主役といっても過言ではないモイラ様がついに3D披露目でした。幕張では他のBGクラブの二人が出れなくて悔しい思いをしたモイラ様が3Dになって本当に良かった。初登場後のMCで他のみんながモイラ様に駆け寄ってめっちゃ嬉しそうな姿を見てこっちも泣いちゃいますよね。特にこの追加難波に出演している人たちは待ち望んでいたでしょうから。モイラ様のことが大好きながっくんもTwitterで昇天していた。そして何よりもびっくりしたことは踊りがキレッキレなことでしたね。ソロで歌った「LOVE&JOY」の踊りはほんとにすごかった。今までみたにじさんじのライバーの中でもトップクラスにキレがある踊りだったのではないでしょうか。ロングスカートのふわっとした感じと踊りの切れが相まってめちゃくちゃ良かった。しかもアフタートークとかで話していましたが、モイラ様自身は太古にエアロビが流行った頃にかじったことがある程度（え、何年前…？）で、踊りは未経験ということでした。普段おっとりの声がいい女神で、わりとポンな印象があるだけに、これだけフィジカル面でキレッキレな姿が見られるとは思っていませんでした。2年以上立ってなお新しい一面が見れるのはとてもいい。いやあこれから3D企画でこのキレッキレの踊りを披露してほしいです。
　コラボパートでは、イメージヴィジュアルを担当してくださった絶望先生から「恋路ロマネクス」がやはり非常に印象的でした。でろーんさんがめちゃくちゃ演出面にこだわったというところで、JK3人組を生徒に、女神を女神役に見立てて、首吊のシーンから始まり、背景や、場面の切り替えの幕など映像面で非常に見応えのあるものになっていました。またそれに続きかえみとで絶望先生の曲の「かげろう」がありましたが、これは最速感想放送で公式かえみと厨のもちさんより直々に解説がありました。ふたりとも普段の選曲センスがまるでかぶらないことはJK組が歌った曲のところでも言っていたとおりですが、その中でも二人の最初の共通点であった「絶望先生」であったんですが、なかなか諸事情で歌うことができなかったということです。それがこの久米田先生がパイメージヴィジュアルを仕立ててくれたこのライブで、ついに歌うことができたっていうのは文脈からして最高ですよね…もうあの背中合わせの演出とかハモリでオタクは死んじゃったよ…あれだけでもかえみとファンはお金払う価値あるので見てくれ…
　ラストパートでは、BGクラブで、「秘密の花園」が披露されました。幕張ではDJパートのみでしたが、今回は満を持してのBGクラブ3人での披露で本人たちもファンもほんと嬉しい限りです。モイラ様作詞で、踊りもきれっきれで見てみて非常に舞台映えする素晴らしい曲でした。しかしラストはなぜか脇を手で隠す矢島美容室になっていましたが。かざちゃんとか矢島美容室知らなさそうだよなぁ…
　もちろん最後の締めはVtL。登場時はみんなの新キービジュアルで登場しよう、と委員長が提案して、シルエットからの登場演出でした。ただ提案した肝心の本人がミスっているという、笑　またここでVtLでモイラ様が歌い、次の週の歌リレー企画でアキくん、ハジキも歌ったことでめでたく1期生全員がVtLを表で歌うことになりました。にじさんじのアンセムとしてほとんといい歌で、それぞれの組み合わせの歌詞割を楽しめるのがめっちゃいいです。
　これにて、全国5公演、中止になってしまった東京公演は本当に残念ですが、すべて終了しました。今までは参加人数の多いライブであったため、なかなか一人ひとりの歌が多く聞ける機会が少なかったですが、こうして全国ツアーをやることで、多くのライバーさんの歌を聞くことができたのは本当によかったです。こういうことができるのは多数所属しているにじさんじの強みだなというのはしみじみ感じました。今のご時世、実際の生ライブをやることが難しくなっていますか、いつか東京組のリベンジはみたいですし、もしくはバーチャルライブとかが中心になってきてしまうのかもしれませんが、歌の文化という物自体は受け継いでいってほしいです。もちろんバーチャルだから、といってあまり気負わずに、あくまでも本人たちが楽しめるようにやってほしいなと思います。本当に素敵な時間をありがとうございました。

にじさんじライバーになりたい人向け！オーディションって？どういうこと考えて活動してるの？【にじさんじ/ニュイ】

出演・ユニット：ニュイ・ソシエール
おすすめポイント：にじさんじの自由な感じがわかる貴重な配信
おニュイさんによる、にじさんじのオーディションに向けてのアドバイスを送る配信でしたが、にじさんじの運営方針がライバーさん目線からまとまって語られる貴重な配信でもありました。チャイカさんあたりがちょこちょこレジスタンス活動を言っているのは聞くのですがね、笑　これを聞くと、本当ににじさんじはいま時点でライバーさんとの距離感が絶妙になっていて、ニュイさんなんかもマネージャーさんとは全く相談しないタイプらしく、そこらへんもライバーさんの意思を尊重するのはすごいなーと思いました。おニュイさん自身の「RPGをやっている人がいないので、やりたいです！」という分析も当たっていて、かなりRPG実況のライバーとしてにじさんじ内ではオリジナリティのある立ち位置を築いています。こういった人はほんとに最小限のサポートでもやっていけるのかなと思います。あくまでライバーさんがやりたいこと、というのが一番にあって、にじさんじはそれをサポートする方針ということがライバーさんの言葉自身からもわかりました。下記のインタビューでも運営の方がそのように語っていますが、ライバーさんからもこうやって実際に生の声が聞けると、非常にそのとおりに言っているんだなと。
　ここからは非常に個人的な考えですが、現時点で、企業系のライバーとなると、このライバーさんのやりたいことを実現させるために、運営はサポートするというにじさんじの姿が最適解になっている感じがあると感じています。YouTube全般に言えることかもしれませんが、ただやらされる仕事、というのは中々楽しい姿を提供するのが難しい側面があって、それをやりきるのはプロ中のプロなんですが、それをYouTubeあたりの文化に求めるのは何かが違うよなぁという気がしています。というかおそらくそのい自由な、ライバーさんのやりたいことができなくなったらとたんに続かなくなるのかなとも思います。ライバーになる人たちってそもそもそういう既存の枠組みでは生かすことの出来ない才能の集まりでもあると思っているので、もちろんコンプライアンスやブランディングとかの関係からNGなことはあるわけですが、先日発売された詩子おねーさんのTシャツや、委員長の地上波CMなど、かなりの自由度を誇っているのがにじさんじの特徴であり良さでもあると思うので、これからもこのギリギリを攻めた、ライバーさんたちが楽しくやれる環境を提供し続けてほしいと願いっています。