ゆるりわんわんお

2019年以降は主ににじさんじのおすすめ配信を記録しています。

樋口楓VRライブReStartLine 参戦レポート

ReStart Line【樋口楓オリジナル曲】

ReStart Line【樋口楓オリジナル曲】
初のVRライブでしたが、楽しかった!
このためにOculus Questを買った面もあるので本当によかった。
でろーんさん、詩子おねーさん、VARKさん、その他大勢の関係者の皆様、素晴らしいライブをありがとうござました。

距離感がやべえ。

個人的には今回一番衝撃を受けたのはここですね。
まず普段アレな詩子おねーさんが近くにいて細かい表情まで見えるので、歌声も相まってすげー可愛く見えるんですよ。
いやまあ元からかわいいとは思うんですが。
詩子おねーさんがガチ恋距離で近づいたときにすげーゾワってしました。
私、壁紙になりたい勢でガチ恋は全然しないんですが、そんな私でもゾワってしましたよね。
近い近い近い!!!って。
普段のリアルライブでは最前列でもあんな距離感になることはないですからね。


でろーんさんの、「Brand-New LIVE」のときにも途中舞台から降りてきてこちらに近づいてきたときも本当にゾワってしました、
VRライブ、ただでさえ顔がよく見えて表情の細かい変化も見れて良いんですが、それが目の前に来るんですよ。
顔がいいでろーんさんと目があったときは本当にドキドキしましたよね。
めっちゃ俺のこと見ている!!って(みんなそうです)
俺にマイク向けられている!!!って(みんなそうです)
最後ケリ入れたときはさすがのヤンキーでしたね、笑

楓色の日々、染まる季節と世界観の表現

これはやはりVR空間の演出として素晴らしかったですね。
自分自身がいる空間で、空の情景が変化していくのはものすごい没入感を誘いましたね。
今回は背景演出まで含めて凝っていたのはこの曲だけでしたが、今後技術が発展してコストが下がっていけば、他の曲もこういった演出が入れられるのかなーと思うとすげーワクワクしました。
例えばですが、RADWIMPSの「トレモロ」なんかで「満天の空~」なんていうのがあるんですが、夜空一面に星空とか来たらめちゃくちゃすごいんだろうなーと。
その他にもMVで表現していることを観客自身をその空間に巻き込んだ演出とかもできそうだなーとか。
表現できる幅がものすごいあって、表現者にとっては無限の可能性を秘めているんじゃないかと思いました。
特にファンタジー系の物語の世界を持った人たちは世界観を表現するのにはすごい適しているんじゃないでしょうか。
東雲めぐさんのミュージカルとかすごく楽しみですね。
あとにじさんじの茶番劇を目の前でみたいなーと思いましたので、いろいろと頑張ってほしい…

ReStart Line

今回、Restart Lineと名を打たれたライブでした。
というのも、やはり1stLiveの「KANA-DERO」があまりにも素晴らしく完成していて物語としてはひとつの臨界点だったと思います。
Vtuberという立場を生かして、今までの物語を詰めに詰め込んだライブであのときあの場所でしか出来ないものでした。
私自身あのライブを泣きながら見ていて、もうコレ以上のものはもうできないんじゃないのか?と思っていました。(ちなみにニコ生観戦組)
これは下記の配信ででろーんさん自身が触れているので書いているわけですが。
1st LIVE ありがとう!
で、今回のライブのタイトルとしては、ここでの委員長の言葉がきっかけになっているとも思うんですよね。
でろーんさんが「2回目が楽しみというよりも、どうすれば超えられるかというプレッシャーが大き良い」ということを委員長にボソっていったときに、委員長が「それが正解だよ」「今100%を出し切ったんだから超えられないと思うのが正解なんじゃない」って答えたエピソードが語られています。
私はこのエピソードがものすごい好きで、普通、「大丈夫、次も超えられるよ」とか、言いよどんでしまうようなところをサラっと超えられないこと自体を肯定してしまうというのはめちゃくちゃすごいですよね。
VティークVol.3のインタビューでは、でろーんさんがこの言葉で救われた、ということをおっしゃっています。

だからこそ心機一転、「Resart Line」と打って、前のを超えるものではなくて、新たに模索していくような形としたのではないでしょうか。
実際上記で書いたようにリアルライブとは違う、VRライブとしての挑戦をすごく感じました。
こうやって、今の時点で100%出し切ったと言い切れるのはものすごくかっこいいです。
彼女はライブ中にも「にじさんじの物語」ということを言っていましたが、特にVRライブは物語を表現するのに非常に可能性を感じたので、これからもにじさんじの物語を紡いでいってほしいです。

以下完全に蛇足

と、ここからはVRライブとしてもうちょっとこうしてほしかったなぁというところを書きます。
もちろんそんなことはわかっている部分が多いとは思いますが、技術的にまだまだ発展途上だからこそ書いてみます。
ちなみにまだCluster様のほうは体験したことがありません。
ご了承ください。

1.曲数が少ない…
これはリアルライブと比較してしまってのことですが、リアルのワンマンライブではだいたい2時間で15曲ぐらいはやるので、お歌のお値段の割には少ないかなーというところです。
もちろん単純に比較できるものではないのですが、ライブとするのだったらもうちょっと聞きたかったなぁという。
今回、私はQuestさんで聞いたので、Questさんのバッテリー持ち具合や単純にVR空間での身体的負担もあるでしょうけれど。
このへんは今後の技術の発展に期待ですね。


2.観客の熱狂感をどうするか
観客の熱狂をもっと他の観客に伝えるべきか、そうではないか、というところがあると思っています。
私はもう少し周りの熱を感じられてもよかったかなぁと思う派でした。
もちろん曲の種類にもよるんでしょうけれども。
リアルライブというと観客の熱量が売りなところがあります。
私自身は同調圧力的な一体感をそこまで求めているわけではなくて好き勝手楽しもうぜ!という感じなのですが、周りの熱が伝わらないというのはちょっと寂しいところもあります。
途中でおそらく主催側の演出による拍手とか歓声が入っていたと思いますが、少なかったかなぁという。
演者さんのほうではまた違う伝わり方がしていた感じですが。
拍手とか歓声がバラバラだとカオスになってしまうところもあるとは思うので、あるアクションが一定数超えたら適当にタイミング補正して載せられるプログラムとかできたらいいですね。
あと常に自分が最前列なので、他の観客のリアクションがわかりにくいというところもありましたね。
そのへん含めて今後どのようになっていくのか楽しみです。


3.定形外のコメント
今回、VR空間ではでろーんさんと詩子おねーさんのキャラに沿った定形のコメントが用意されていました。
それ自体はとてもよかったですね。
ただ今後はどうにか自分でコメントを打つことができればもっと幅が広がるかなぁというのも一方で思いましたね。
タイピングができない現状、ものすごく難しいところなんですが。
というのも2.とちょっと関連していて、周りのリアクションがコメントでしかわからないんですよね。
だからこそ、もうちょっと生っぽい感じがほしいなぁとも思いました。
私自身が一人で没入するというよりも、周りの熱狂含めてコンテンツと捉えているところが大きい気もしますが。
中にはコメントで気が散ったという方もいらっしゃったので、難しいところではあると思いますが。
2.と3.含めて自身の好みに合わせてカスタマイズできると良いかもしれませんね。


と上記のように書きましたが、本当にVR空間での表現の幅はものすごく可能性を感じたので、これからのVRライブに期待ですね。