終物語 中 俺の中で神原株が急上昇
終物語 中 (講談社BOX) (2014/01/29) 西尾 維新 商品詳細を見る |
さて、終物語下が発売されました。
そういうわけで、終物語 中 を読み終わりました。
ん、あれ、何かおかしいですかね。
下はたぶん明日かスパロボの発売までには読むはず!
物語としては、忍とありゃりゃぎさんの、
あまり明確に語られていなかった関係性について、はっきり描写したという感じでしょうか。
とはいっても普通のそれこそ作中でいう恋愛脳では、
すっきり語られないような、もやもやした感じですが。
このへんハーレム構造として誰かわかりやすい解説されている方っていらっしゃるのでしょうかね?
ガハラさんと羽川だけだとホワルバ2的なところに収まるんでしょうけれども、
そこに忍を加えた構造ってのがよくわからんのよなー。
幼女はカウント外?
そのへんが西尾先生があとがきで書いていたようなバディ的な構造が好きだから、
ということにも起因しているのかもしれませんが。
そんな難しいところはさておき、僕が今回好きだったのは神原ですねー。
忍を負かしたあのやり取りがめっちゃ好き。
この物語の登場人物ってだいたいひねくれていて、
神原自身もないとは言わないのですが、
他の人たちに比べると、覚悟が決まっているというかブレない感じがすごいします。
忍がいろいろ御託を並べて行動を躊躇い、ウジウジしているなかで、
本質的な感情を問いただしている。
それこそいずこさんとか、ガハラさん、羽川にはたぶん出来ないことなんですよね。
いずこさんはともかく、ガハラさん、羽川は忍側の人間で、
あまりそういった気持ち、特に自分の気持ちに対してはストレートに生きていない気がしますからね。
正直いままで神原は別にそんなに好きなキャラというわけではなかったんですが、
今回ので一気にキャラ的に好きになりました。
まあそれでも俺はガハラさん派なのですが。
(なお歯磨き枠としてかれんちゃんはゆるぎない)
今回のチラ出番でのこよみんとのやりとりとか、
あの察しの良さがたまらんのよね。
同系統?の羽川さんはなぜかそこまで何だよな。
何でだろう。
ということで、続きが楽しみになりましたので、
明日の柏に向かう途中で下を読みましょうかね。
あのメタキャラであるいずこさんが、
どこまで関わっているのかとかが物語そのものとしては気になるところです。