ゆるりわんわんお

2019年以降は主ににじさんじのおすすめ配信を記録しています。

#にじさんじ最強雀士決定戦 神の悪戯による「持っている」大会

【雀魂】にじさんじ最強雀士決定戦実況解説枠 予選A~E【#にじさんじ最強雀士決定戦】

【雀魂】にじさんじ最強雀士決定戦実況解説枠 予選A~E【#にじさんじ最強雀士決定戦】

【雀魂】にじさんじ最強雀士決定戦実況解説枠 予選F~K【#にじさんじ最強雀士決定戦】

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"** 【実況・解説枠】にじさんじ麻雀王決定戦 実況視点【にじさんじ



 舞元さんプレゼンツ雀たまさん協力のにじさんじ麻雀大会。計44名の方が集まる大きな大会になりました。正直全卓見どころばかりなので、少なくとも好きなライバーさんのいる卓とかはぜひともおすすめです。I卓や準決勝は非常に麻雀の試合として熱く、E、J卓などは、麻雀のエンタメとして、にじさんじでこれが見たかったんだ!という塩梅でした。特にJ卓は麻雀の基本を知っている人なら本当に見てほしい素晴らしい卓でした。カオス的な意味で。一方で準決勝、決勝はまず試合を見てからこの文章を読んでほしいです。数々の要素が重なって、非常に劇的な物語になっており、ほんとライバーさんたちの「持っている」っぷりがすごかった。
なお私も最近麻雀初めた初心者なので説明しておくと、ここに出てくる用語として、「聴牌(テンパイ)」→あとひとつ揃えば上がれる、「一向聴」→あとふたつ揃えば上がれる、あたり覚えておけば、後はたぶん役の名前なので、適当にググりながら見ていただけると幸いです。

予選 大暴れの野良猫、カロリーの高いJ卓

 A卓は叶くんがアグロデッキを駆使して駆け抜けていました。やっぱアグロなんだよな…最後二連続振り込んだドーラ様は不憫だった…歌卓と言われていたB卓ではさすがのでろーんさんが引きの良さを発揮して勝ち上がりました。事前アンケートで1番飛んでほしい人ランク1位でしたけどね!みんなプニキ期待している。でろーんさん、普通に頭回る人なので強いんですよね。練習配信でポンカンチーをしなくなってからだいぶ強くなったみたいですし。シェリル×4の歌みた待ってます!C卓でも皇女がさすがの引きを魅せて、優勝候補のかざちゃんを見事に退けていました。かざちゃん普通に配信上で2回ぐらい役満上がりしてるぐらいのウデマエなのに、勝ち上がれないあたりが実にこの大会を象徴しています。そして開幕前から話題に上がっていたDグループ、事前優勝予想40%の社さんがいましたが、ここでもまさかの敗退。夜王国二人が強かった。東風で18000直撃したらさすがに無理だ…ここでも暁のブレイカーのガチャ配信に続き、ことごとく運の無さを発揮した社さんでした。グウェルさんは初心者にも関わらず手筋が非常に綺麗かつ配牌が良くて2位でしたが非常に高い点数で、このあと結局2位の中のトップで準決勝進出しました。なお舞元さんは解説席に来る人がきた、ってニッコリしていました。そして前半戦最後の問題卓、やりたい放題の野良猫が大暴れしていました。まず開始前から実況席に乱入、さらに自主練をして開始に遅れ、さらにディレイ設定に手間取り、結局15分遅れという、笑 ともすれば非難轟々な感じになるんですが、まあこれが文野環だからしょうがないね、っていうことで問題にならないあたりが強すぎる。で、麻雀自体も、練習配信でも散々でろーんさんやハジキを苦しめていましたが、やってくれました。最後、1位のもちさんがリーチした後、すぐに2位のイブさんが追いリーチをして、これはめちゃくちゃ熱い展開がきたああああ!!!って思った次の瞬間、文野環がツモって終わるという、笑 しかも4位が4位のママ、笑 「これが文野環だ!」という2期生同期のもちさんの言葉には重みがありました。この辺の4位が上がって4位のままでいいのか、というところに関してはルイスさんが素敵なツイートをしたので貼っておきますが、あくまでガチガチの大会じゃなくてエンタメの大会ですからね。ただしイブくんは怒っていい、笑


 予選後半戦、Fグループはこれまた優勝候補のルイスさんがいる卓でしたが、夜見さんが引きの良さと手堅い打ち筋で駆け抜けていきました。ルイスさんは配牌運がなかったですね…なお裸単騎のリオン様は見せ場を作ることがなく、夜見さんがサクサク上がってしまいましたね。なおまひまひはやっぱり不憫で一人たくさん振り込んでましたね…ゲテモノグループことGグループは、リスナーの協力のもと九蓮宝燈耐久配信を決めたでびちゃんが勝ち上がりました。あの伝説のミリしら麻雀からマジで成長しましたよね。りりむちゃんは、解説席にいた社さんががっつり教えて結構考えられる感じになっていたんですが、いかんせん不憫だった…りりむはいい女…Hグループは九蓮宝燈を配信で出したことのある優勝候補のしずりん先輩が、そして勝くんがいるおねショタ枠でした。こちらも優勝候補のしずりん先輩が予選落ちというまさかの展開。最後はおねーさんからショタへ振り込むという、おねショタならぬショタおね展開になりました。勝くんは堅実に積み重ねて待っている牌が良かった。Iグループは予選で最もレベルが高くて、師匠の代理戦争とも呼ばれている卓でした。
ハジキ:雀たま日本サーバー4位 千羽黒乃
にゃらか:麻雀マシーン 楠栞桜
郡道先生債務者 天開司
あみゃみゃ:農家 舞元啓介
予選だとここの卓だけ普通に麻雀の会話が成立していて、初っ端から打つ手が早くて舞元さんが初回びっくりしてました。郡道先生とか2週間ぐらいの期間、計32時間で普通にきれいな打ち筋をしていたのでものすごい成長っぷりでした。みんな手堅い麻雀を打っていたのでものすごく早く進んで、引きの良かったあまみゃみゃが勝ち上がりました。舞元さんはしっかり師匠ヅラしていましたね。そして後半戦最もエンタメをしていたJ卓。いやマジで見ていてカロリー消費がヤバすぎました。メンツがアルスさん、葉山さん、チャイカさん、しばちゃん、というどういう会話をしているかわからないメンツでした。初手アルスさんが結構遠いところから染め手をしてきて、そりゃ無理だろ、という感じで進んでいたんですが、まさかの一向聴まで持っていて、白もひいて聴牌だ!というところまできたら、まさかの安牌でもなんでもない、揃っていた123mの1mを捨てるという、おおよそ常人には理解出来ない行動を起こす。これには解説席の社さんもリアルで「っておいー!!!」という渾身のツッコミが炸裂しました。そして結局その浮いた3mをチャイカさんに振り込んで終了、というきれいなオチまで付きました。2局目は、この中で一番綺麗な麻雀を打って親の葉山さんの引きが非常によかったんですが、まさかの東2枚揃っていたのにも関わらず捨てるという暴挙にでて、解説席がまたも大混乱。今までは解説席のコメントに卓の会話の内容が流れてきていたんですが、この卓では流せる情報がなくて、全然流れてこないという、笑 唯一まともな打ち方ができるしばちゃんは引きが悪すぎて振り込んじゃう姿は切なかった…しかもアルスさんは謎の引きの良さで第三局は普通にリーチしてあがるという。そして第四局、チャイカさんが独走体制に入っていたんですが、チャイカさんがしばちゃんに振り込み、まさかのアルスさん勝ち抜けあるか!?という展開でしたが、ギリギリ1000点差でチャイカさんが勝ち抜けしました。いやマジでこの卓はカオスで、解説席、リスナーの誰も予想できない展開でした。最後K卓は、わりとまともに打てる集まりの中で、事前予想で優勝候補に挙げられていた39の男力一さんと、ダークホースのラック全振り英雄エクスくんの対決に注目が集まりました。39の男は、染め手を狙いに行くと思いきや途中で切り替えたり、振るのが怖いから役無しでもリーチせずに降りたりと、すでに第1局目でその名前の由来を魅せていました。第二局は染め手のひなPVSリアルラックドラ3抱えていてしかもフリテンだったエクスくんの対決でしたが、ここはリアルラックの男に軍配が上がりました。裏ドラも乗って跳ねるのがさすがの英雄でした。そして第三局、0本場では親の力一さんがエクスから回収して、点数をフラットに持っていきました。そして1本場では、アッキーナがカンをしたら、エクスくんの鳴いていたハイが3つ綺麗に光るという、どれだけドラに愛されているんだこの英雄は、という展開に。しかしアッキーナがなんとか自力で回収してドラ3の上がりは防ぎました。第四局ではひなPがアッキーナから上がったため、順位が変わらず、エクスくんが1位抜けしました。これでダークホースが3人勝ち上がり、優勝候補が全員落ちるという、素敵な予選になりました。

準決勝 ドラマに次ぐドラマ

 準決勝は精鋭が集まり、非常に熱い卓になりました。第一試合はリゼ皇女とでろーんさんのバトルが本当に熱かった。初回からリゼ皇女が非常に引きがよく、さらにきれいな打ち筋だったのでドンドン点数を重ねていきました。これがロイヤル麻雀ですか…東3局目では、不破くんがツモって跳ねて、一時期1位にあがり、4局目でも非常にしっかりした防御をして1位をキープしました。やっぱ準決勝なので防御がしっかりしてる。南3局目は手堅い麻雀とロイヤル麻雀の引きを魅せ、親を生かしたリゼ皇女が58700までいって、これは決まったな、という展開でした。そしてターニングポイントとなった、4本場目、かなり遠いところから高得点を狙うでろーんさんが萬子オンリーで染めていき、更に的確にドラ牌を抱え込み、まさかのこれは清一色あるか?というところまできました。そして手の良かったリゼ皇女が振り込んでしまい、でろーんさんが清一色、ドラ4、裏ドラ1の倍満で20000点からの猛烈な追い上げを魅せました。このとき皇女は振り返り配信で、点数が高かくてあたっても大丈夫だろうと思ったのと、自分の手を高くすることしか見ていなかったとのことでした。私も歴が浅いため、その気持は非常によくわかるところです。これでリゼ皇女41500、でろーんさん38500と並ぶ熱い展開になりました。第4局では、叶くんがリゼ皇女からロンできるタイミングでしたが、1位になるには点数が足りないためスルーして小三元トイトイドラあたりを狙いにいくという戦略を取りました。さすが野良猫とは違う…!先程のトラウマがある皇女は降りを選択。そしてでろーんさんはあと鳴き予定だったのか中抱えで手を進めていましたが、結局役無し聴牌状態のまま推移しました。そしてまさかのこのまま局が進み、唯一聴牌だったでろーんさんが、ノーテン罰符で3000点回収して、逆転1位という、誰しもが予想しない展開に。本当はリゼ皇女は聴牌だけでもしておいたほうがよかったかもしれませんが、振りこまずにでろーんさんに上がられなければ勝ちの状況だったらなかなかその判断はできないですよね。ましてやでろーんさんは中のみであがっていたら1000点だったので、逆転できなかったし、誰かもうひとり聴牌していたらこういう展開にはならなかったわけで、すげー物語が重なった展開になりました。麻雀歴が浅い人間としてはこんなことがあるのか…とめちゃくちゃ感動しました。やっぱ樋口楓はにじさんじの元祖主人公なんだよな…感想ででろーんさんが「まんがみたい」と言っていましたが、まさにそんな展開でした。ほんとリアルタイムで漫画の世界を進行するこのVtuber業界の楽しさよな。
 第二試合も第1試合に負けないぐらい熱い展開でした。最初はこれはいつもどおりでび虐か、という展開ででびちゃんが刀也くん、勝くんから回収されていたんですが、南1局目ででびちゃんが親になってからの怒涛の快進撃がすごかった。20000点からの3連チャンで40000点まで回復して、トップに踊りたち、そこからもう一回おかわりで上がり、力一さんの「寝かせてくれでびる!」という叫びは実況解説、リスナー、すべての人の叫びだったでしょう。そして東では前のほうを走っていた勝くんが徐々に脱がされはじめました。いっつも勝くん脱がされてるな。南2局の1本場でも刀也くんから直撃を受けて、勝くんは1200点まで落ち込みました。そして2本場で、でびちゃんがツモを引いたのですが、刀也くんへ直撃ではないと逆転できるか微妙な点数差。さらにツモだと勝くんが全裸になってしまうため、この場で終わりになってしまうということで、非常に逡巡しながらもツモを選択。裏ドラがのり、満貫になって見事に刀也くんから逆転勝利を収めました。でびちゃんは1年半前のミリしら麻雀のときからほんとにめっちゃ成長していて、非常にいい打ち筋でした。九蓮宝燈耐久配信をやりきいた成果も出た感じがします。先週のタイピング大会では、優勝できると思っていたところで決勝で社さんにでび虐をされただけに、この決勝進出はほんと嬉しかったんじゃないでしょうか。
 第三試合は、すでに深夜2時を回って脳死も進んだ状況、地力を含めても非常にカオスな要素が揃っていて、準決勝でも最もやばい卓になりました。事前予想では一番まともな打ち方をするのはあみゃみゃだという話がありましたが、グウェルさんの素直な打ち方と手配の良さが猛威を奮って、最後はエクスくんが親で粘りましたが、グウェルさんの速さが勝りました。最初から2連続ツモは強い。初心者だと逆転の高い手を狙っていく、というのはなかなか難しいですが、1位をキープするのなら安牌切と聴牌即リーでなんとか戦えますからね。ハイライトはチャイカさんが東3局目で一盃口確定リーチになるはずだったのが、なぜか一盃口の中から捨てて、さらにそれでエクスくんに振り込む、というカオスっぷりが大変に面白かったです。わりとアルスさんの1m捨て並に意味がわからなかった。社さんは「チャイカ一盃口が嫌いなんじゃないですかね」との評価でした。これが深夜の脳死麻雀の恐ろしさですね…またグウェルさんの南2局目での喰いタン早上がり狙いのときのルイスさんの「何でこんな手堅いのに燃えるんだろう」という素晴らしいツッコミはよかったですね。さっきそのネタを擦ってたのを止めてたのは誰だ、笑 いやほんとグウェルさんが1ヶ月前の既婚者CO茶番麻雀配信からまさか決勝進出までなるとは思わなかった。しかも唯一の予選2位上がりからの決勝進出です。グウェルさん、理解力は非常に高くてゲームの解説とかも非常に上手いので、麻雀というゲームもハマった感じがあります。いやあ決勝でのでろーんさんとかとの絡みは非常に楽しみです。なんせでろーんさんはだいさんじラジオのゲスト候補にグウェルさんをあげていたぐらいらしいですからね。(なおもうひとりの候補は野良猫)

決勝 この大会に相応しい結末 (以下追加・変更分)

 そして決勝。もしかしたら半荘1試合だけだからあっさり終わってしまうかもしれないという一抹の懸念がありましたが、そんなものは払拭してくれる素晴らしい試合を魅せてくれました。東1局、刀也くんがでびちゃんから7700点で上がり、これはでび虐の始まりか!?という予感をさせました。東2局目では、親のでろーんさんが早上がりを目指し、喰いタンで上がろうとして、まさかの裸単騎に突入。ミリしら麻雀のときのリオン様みたいに1pをポンしているのに1pで待つという、伝説の裸単騎とは違い、待ちのある裸単騎でしたが、笑 そのへんは雀たまさん、残り牌が表示されるのでそういう事態にはなりにくい所が良いです。で、まさかの裸単騎から1回待ちを変えてその後ツモという、とんでもない強運を発揮。これがにじさんじの主人公樋口楓だよ…解説陣もにじさんじの麻雀で裸単騎で初めてみたとのことです。東3局では刀也くんが九種九牌の手になりましたが、ここは配信者、国士無双を狙いに行きました。国士無双に対しては悪くない引きだったんですが、グウェルさんがさすがの引きを見せて待ちの広い手ででろーんさんから満貫で早上がりしました。これは振り込んでもしょうがない。東3局目、真面目に勉強していたグウェルさんの手が裏目に出てしまいました。リーチしていた刀也くんの手を見て聴牌を崩したグウェルさんでしたが、その後でろーんさんの追いリーチに対して振り込んでしまい、でろーんさんが満貫でまるまるグウェルさんから取り返しました。防御が防御にならないのが麻雀なんだなぁと…高い点数を作らなきゃ行けない決勝ならではの出来事でした。東4局では、ここまで焼き鳥状態だったでびちゃんがグウェルさんから1発で上がり、意地を見せました。南1局では、「後鳴き」のグウェルさんがドラドラ牌を抱えたまますぐに聴牌に突入。しかしまた降りることを覚えてしまったグウェルさんが待ちを変えて、その後でろーんさんからその前に待っていた5pが出るという、まさかのまた裏目に。そして変えた待ちででびちゃんが振り込んでしまい、親満で12000点奪っていきました。これででびちゃんは11400点になってしまい、親満で飛ぶ状態で、グウェルさんは一気にトップに立ちました。まさかの決勝でタイピング大会に続くでび虐状態に…1本場ではでろーんさんが刀也くんから上がり、2位に躍り出ました。南2局では、でろーんさんがなかなか待ちを変えられず、グウェルさんがでびちゃんから上がり、でび虐待が進行していきました。南3局ではでびちゃんが親で準決勝の快進撃が起きるか?というところでしたが、グウェルさんが刀也くんから1000点であがり、でびちゃんの逆転の目をほぼ詰まれました。グウェルさん自分自身は2位のでろーんさんと8700点差をつけ早上がりをすれば勝ちという状況まできました。そして南4局ではまっすぐグウェルさんが打ち、他の人はなかなか高い手が狙えない状況のなか、平和のダマテンをして息を潜めてグウェルさんが上がりを待っていました。これでグウェルさんが勝ちか?と誰しもが思いました。しかしそこででびちゃんが刀也くんへ差し込み(たぶん意識はしてない、笑)、親の刀也くんが上がったため、場が継続。そして次に何故かでびちゃんが安い手でリーチをしてしまいました。多分ノーテン罰符を回収したかったんでしょうけれど、聴牌でよかったんだよなぁ…しかしこれが後々の伏線になります。一方で刀也くんはまさかの嶺上開花で上がれるか!?という状態でしたが、親なのに下手にドラを乗っけてでろーんさんの手とかを高くするリスクを選ばずに、着実にカンをせずリーチを掛けました。ここは非常に刀也くんらしい、手堅い選択でした。そしてリーチしたでびちゃんは当たり牌が出たんですが、安い手で勝てなかったのでぐっと我慢してそれをスルー。解説席でも絶賛の嵐でした。野良猫とは違うんだよ…!そして手牌が高くないでろーんさんが次に回したくて刀也くんへ差し込みを行い、刀也くんがロン。裏ドラ1、でびちゃんが出したリー棒、場棒が重なりまさかのグウェルさんに対して200点差で逆転勝利!!!いやまさか第4局に入ったところからグウェルさんが逆転されるとは本当に思わなかった。もちろんでびちゃんとでろーんさんのムーブも自分が勝つ確率を上げるためには当たり前のことで、この場では3vs1になるのは必然的な状況でした。なおでろーんさんとしてはツモ満貫で上がれていただけに、もう少し安い手で振り込むか、聴牌して待ちのほうがよかったですね。あとから振り返りで、自分が差し込み提案したから協力しなきゃ、って思っちゃったそうですが。いやしかし非常に難しい判断でこのへんは経験値が必要ですから次回に期待したいです。グウェルさんは決勝日が伸びて、そこからほんと毎日麻雀配信を取って勉強していました。その成果が出て非常に真っ直ぐな打ち筋でほんとに勉強した成果を出していました。待ちもしっかり考えて外していました。でびちゃんは、うん、今回はどんまいだ…ほんとミリしら麻雀からすごい成長っぷりでした。自分で悩んでいることが成長している、ということを話していましたが、ほんとそのぐらい成長していてよかった。打鍵王といい、でび虐な展開になってしまっていますが、ほんといつか報われてほしいです。まあでび虐は見たいんですが!
 
見込みが甘い、と言われ、予選を半荘から東風に切り替えてなお深夜2時過ぎまでやっていた麻雀大会予選から準決勝まで、そして決勝は別日開催となりましたが、期待を裏切らない、非常に撮れ高のある大会となりました。素人麻雀から、普通に麻雀として熱い試合を見れるこの振り幅の大きさは非常に面白いものがありました。準決勝、決勝と、点棒が絡んだ劇的な展開になったのはさすがとしか言いようのない展開でした。
 主催の舞元さんは野良猫のコントロールや大人数への企画の調整、約13時間に渡る実況解説、2日間に渡った開催、お疲れさまでした。本当に面白かったです。また実況解説にきた社さん、力一さん、ルイスさんも、どういう状況なのか、やツッコミも冴え渡っており非常に面白かったです。特にルイスさんに関してはあちこちで言われていますが、今年の1月からほぼ初心者の状態で麻雀を初めたのに対してめちゃくちゃわかりやすい解説でほんとみんな助かっていました。おじさんたちは歴戦の猛者なので、省略しちゃうところがあるんですが、ルイスさんはそのへんも丁寧に解説してくれていて非常によかったです。手をみるのも本当に早かった。あとおじさんたちへの容赦のないツッコミも素晴らしかった。この前にやっていたARKの戦争中には寝落ちして幼女が全面に出ていただけに、このキリっとしたルイスさんのギャップも魅力的でした。でもWikiのエピソードを確認しにいったらやっぱり幼女ですねこれは。なお大会後の月曜日に行われたエキシビジョンマッチマッチが最大級に面白かったので、ぜひ見てください。おじさんたちが史上最大クラスに暴れ、ルイスさんのキレッキレのツッコミが見れます。

【雀魂】仁義なき実況解説卓 エキシビジョンマッチ【エキシビジョンマッチ】

【雀魂】仁義なき実況解説卓 エキシビジョンマッチ【エキシビジョンマッチ】

 また私自身、麻雀は学生自体もやっていなくて、働き始めてからちょっと教えてもらったぐらいで全然手を付けていなかったんですが、この大会があるということで雀たまでルール覚えがてら遊ぼう、と思ったらめちゃくちゃハマっています。ブログの記事が停滞している要因としてはわりと雀たまで一日2,3時間ぐらいは打っていたことが挙げられます。おかげで雀士★3まではいきました。こういったにじさんじの大きな大会が開かれなかったら手を付けてこんな楽しく遊ぶこともなかったと思います。私はかなり一般人ベンチマークな感覚なので、おそらく結構同じような人がいるんじゃないかな思います。麻雀という文化や雀たまというものを広げるのには、この大会はめちゃくちゃ貢献しているのかなと思います。実際に段位戦をみるとかなり人数が増えているっぽいです。麻雀って実際の牌を使うと結構覚えること多くて打ってる最中も考えることいっぱいあってとっつきにくいんですが、雀たまさんは非常に待ちの牌と残りの数を教えてくれたりとほんと親切な設計をしてくれていて、初心者にもほんとに打ちやすいです。役さえ覚えればあとはデジタルアシストしてくれます。麻雀のゲームの性質上、かなり運が絡むので、初心者でも役とセオリーをある程度覚えれば、十分に戦うことが出来ますので、ほんと初心者の方でも考えることが好きな人には向いているゲームだなと思いました。あと雀たまさんはキャラクタはオタクにささるし、段位戦潜ってて知らない人とやっててもスタンプの会話だけでもわりと楽しいのでおすすめのアプリです。協賛で雀たまさんが付いてくれているので、しっかりとこういうことを言っておかなければならない。

 優勝インタビューで刀也くんが非常にエモエモなことを言っていました。にじさんじの初めの頃、にじさんじでいつか麻雀大会開けてたらいいですね、といって実際に44名もの参加者が集まり、その大会で優勝できて今はエモエモです、と。ほんと2年以上も続いて、大会を開くに至るまで大きくなってよかったなぁ…


 そんな感じでライバーにもリスナーにも麻雀の普及に大きく貢献した、にじさんじ最強雀士決定戦、第二回もお待ちしております。決勝に残ったライバーさんたちからはかなり望まれているので、ほんとに楽しかったんだろうなと。次回はインタビューで言っていましたが、舞元さんも出場して、解説もローテーション性で、時間も見通しの甘さを払拭した大会をしてほしいです。大会参加人数めっちゃエグいことになりそうですが!