ゆるりわんわんお

2019年以降は主ににじさんじのおすすめ配信を記録しています。

コードギアス 復活のルルーシュ 雑感

コードギアス 復活のルルーシュ見てきました。
私的には大満足。どちらかというとファンディスク、同窓会的な内容でしたが、
今までの積み重ねをそのままに魅せてくれたと思うのでとてもよかった。
ファンの方ならばひとまず見て損はないと思います。


以下ネタバレ感想

ルルーシュの復活劇

コレに関してはいろいろ賛否両論あるかと思いますが、
ルルーシュ、C.C.、スザクの3人のシーンですべてそこを払拭していたなと思います。
抵抗せずにスザクに殴られるルルーシュ
そしてC.C.の「やめろ、これは私の個人的な願いだ!」というセリフがとても重要でしたよね。
あくまでルルーシュを復活させたのは、C.C.の願いを叶えるため。
もう世界のためではない、と。
ここでこの映画の方向性がしっかり示されたのかなと。
そのあとのコーネリアとの問答もそのためにしっかり入れてよかった印象です。
ルルーシュが素直に顔を見せるというのもレクイエムを経たからこそでしたよね。

いつまでいるかはわからない

個人的にコーネリアと合流した村の夜で、ルルーシュとスザクが会話していたとき、
あとC.C.がカレンに諭したときがすごいあああ!って来てしまいました。
いやこれはもう個人的にVtuberにハマっているからこそ何ですが、
「俺はいつまでいられるかわからない」というところがもうね…
Vtuberって、いつその存在が消えるかわからないところがあるんですよね。
もちろんリアルの人もそうなんですが、それがより顕著に感じるといいますが。
それがあって、ルルーシュのあのセリフにはぐっときてしまって…

アフターストーリーのファンディスク

この映画はあくまでマクロで新しいことをみせるというよりも、
アフターストーリー、ファンディスク的な作りをしているなと感じました。
それが私的には大満足でした。


一番最初に書いたルルーシュの復活劇もそうでしたが、
今までの積み重ねを壊さないようにしつつ、アフターストーリーとして成立させるように丁寧に創っていたなーと。
アフターストーリーとしてはルルーシュに別れをいう物語なのかなぁと。
ルルーシュが創った、平和な世界をルルーシュに見せるのと、
きちんとお別れを言えなかった、特に黒の騎士団の人たちに対するケアでもあったのかなと思います。
映画としても各人の見せ場がきちんと用意されていて、かなりファンにとっては嬉しい作りでしたね。
詰んでいたルルーシュに対して打開のきっかけを与えるのが玉城だというのがよかった。
シャーリーは映像としてはほとんど出番なかったんですが、EDのピクチャーカットで入れてくるというのがまた味が合ってよかった。
個人的にシャーリーはルルーシュを普通の人間として見てくれる象徴なので、総集編で生き残ったのはそれはそれですごい嬉しかったし、
最後のカットで報われたよなーって。


そんな感じで、マクロ的なところではコードギアスという物語はもうないと思いますが、
10周年を経て、我々のファンのため、そして登場人物たちのための物語としては素晴らしい出来だったのかなと思います。