であいもん1巻 浅野りんワールド!!!

浅野りんさんの世界観

CHOKO・ビースト!!やPON!とキマイラなどでお馴染みの浅野りんさんの、最新作が発売されました。
今回は、東京でロックバンドをやっていたけれど、夢破れて実家の和菓子屋に帰ってきた、
お調子者だけれど、和菓子を売るだけで涙を流す情の深い?30歳の主人公、和と、
ミュージシャンの父親にある日置き去りにされた10歳の少女、一果の物語です。

浅野りんさんといえば、そう、そうだよこの雰囲気ですよ。
愛すべきおバカな主人公と、ツンケンロリ少女、巡る三角関係。
ギャグベースでありながらときたまいい感じのお話が入る。
ギャグのテンポとかがとてもいい感じなんですよねー。


私はガンガンというと、この浅野りんさんの作品が非常に印象に残っており、
この日常ときどきシリアス、みたいな雰囲気がすきなんですよね。
以前紹介した「トリマニア」は結構似たような雰囲気なんですよね。
なので「トリマニア」が好きな人はぜひこの作品を読むとハマると思いますよ!


で、以下は雑誌掲載の最新話のため、コミック派の人を考慮して格納します。

巡る三角関係

1巻の最後のお話では元カノの佳乃子さんが登場しています。
そして4話においては美弦ちゃんが陥落していることは御存知の通り。
そう、つまりPONキマのシアンと千津の再来ですよ!(ちょっと違う?)


そして期待通りに、雑誌連載の最新話(8話)で来ましたよ、直接対決が。
もう8話のラスト数ページが好きすぎて読み返すたびに笑ってます。
8話は起承転結がそれはもう見事で、水面下でお互いだけが知っていそうな和のお話で牽制しあい、
それに対しておろおろする一果。
でもお話していくうちに仲良くなっていくように一果には見える。
そしてお互いに友情を築いていく姿を見て、素敵な大人たちだ!と憧れる一果。


と、思ったらもちろんそんなことはなく、美弦のほうは仲良くしといたほうが、元カノ何だし、仲良くしといたほうが和に対して印象がいいでしょ、と言いのけ、
佳乃子は大人の余裕で高校生なんぞ歯牙にもかけていない、ということで、目が点になる一果。
あの最後の数ページの一果の表情の変化がすべてを物語っていて、もうくっそ面白かった。
最後、結局大人は般若なみに怖いよね!というところでひとつ大人の女性に近づいた一果なのでした。


構造的には純粋な子ども、というところをうまく活かした感じになっており、とてもテンポが良く面白かったです。
浅野りんさんの世界観が前回なので、先生のの作品が好きな人はぜひとも読もう!!!