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りゅうおうのおしごと!3巻 雑感1 最後は将棋が好き!

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)

リングラが戦線から撤退した今(もちろんなろうでの更新は待ち続けております!)、私が冴えカノと並んで楽しみにしているラノベ、それがこのりゅうおうのおしごと!です。
今回はもはや客観的に見られないくらい、僕の琴線に触れまくるエピソードでした。
前回まではコメディとシリアスのバランスが至高、ということでしたが、今回はシリアス成分が多めでした。
しかしそのシリアス部分が、各人の生き様を素晴らしいエピソードで表しており、読み応え十分でした。
さらに私にとってとても共感できるもので、あーすげえ、めっちゃわかる!!という内容でした。

書きたいことがたくさんあるので、小出しにしていかないと一生上がらなそうなので、まとまったものからボチボチ上げていきます。

将棋星人と地球人と。才能とは何か。

何の分野でもそうですが、業界のトップに立つ人たちっていうのは人外の生き物です。
常人には計り知れない、まったくを持って意味がわからない世界で生きています。
あいの11面とかはどう頑張っても「才能」がない人には届かない世界ですよね。

意外や意外だったのですが、姉弟子銀子は地球人だったようですね。
下からみたらそれでも人外にしか見えませんが。
人外と人を分ける一つの指標って、どれだけ直観的に、感覚的に理解できているかっていうことですよね。

「私たちは地球人。目で見て、それで考えるしかない。でもあいつらは目で見る以外の情報を盤面から得てる。別の感覚器官を持ってる。だから読みの速度と局面探索の深さは全く違う……というか、そもそも読んでいない。見るだけでわかるから」
りゅうおうのおしごと!3巻  電書版P.76/193 より引用

これって多くの人が、「才能」に対して感じていることなのかなぁと。
もちろん彼らは膨大な経験値を元に直観力を鍛えているわけですが、それでもしかし、常人には到達し得ない領域。
私の場合は、あまりにもセンスがなさすぎて直観的に物事を捉えることができません。
飛んだ発想というものがすごい苦手なんですよね。
仕事とかで何となくこういう理由じゃね、なんて思ってちゃんとデータから分析すると違うことがザラです。

切なすぎる姉弟子。住む世界の違う人との恋の行方は

銀子と桂香さんの最後のところで、彼女は14歳にして、女性の中ではすでにトップクラスにいるものの、男性を含めたところだと自分に才能がないということをはっきりと理解しています。
それでも戦い続けている理由は、八一の元に行きたいから。
あーもうこのひたむきな姿にキュンキュンしちゃいますよね。
こういうマクロ構造を理解してもなお、あがき続ける姿っていうのはとてもとても美しくて、この巻を通じてかなり銀子のことは好きになりましたねー。


とりあえず今回はここまで。
あと山刀伐八段の話しと、桂香さんのお話を書きたいんだけれどなかなかまとまらないよなぁ。