ゆるりわんわんお

2019年以降は主ににじさんじのおすすめ配信を記録しています。

2015年ラノベ個人的ランキング

滑り込みで、2015年の個人的ラノベランキングを書いてみたいと思います。

年末付近に読んだものが上位に来る傾向は否めない、笑

たぶん泣けたかどうかがひとつの基準かなぁ。

あくまで物語の構造が素晴らしい!というわけではなく、個人的な好みですね。

1位「とある飛空士への誓約 9巻/犬村小六

今年の1位は無事シリーズ完結という意味もありまして、誓約9巻としました。

最後の方とか泣きっぱなしだったからなぁ。

個人的にはバルタとかぐらさんのやり取りが最高に好き。

男のツンデレとか誰が得するんだよ、とか思いますが、

バルタさんのツンデレっぷりは最高です。

個人的に物語のマクロな主人公はあえていうとすれば彼だったのではないだろうか。

マクロとミクロの間で揺れる様はぐっときました。

あと幼なじみはやっぱり不遇でしたね。

ただ最後の二人の子どもたちが新たな未来を見せてくれたところが本当によかった。

あーゆー未来が明るそうな〆が最高の読了感でした。

素晴らしいシリーズありがとうございました!

2位「冴えない彼女の育て方シリーズ/丸戸史明

ここはシリーズでいきますが、今現在、私の中でリングラと冴えない彼女がラノベ2TOPなので、

ここにランクインさせていただきました。

今月発売された恋メトと合わせて読むとさらに面白さが倍増します。

冴えない彼女シリーズは倫也と恵の関係性がとても好きで、

隣に立つパートナーとして、一緒にものづくりをしている!!!という感じがほんと良いのですよ。

原作はこのまま恵ルートな気がしますけれど、あれですかね、

伊織とかとうっかり仲良くなったりしないんですかね(ゲス顔

3位「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない/鴨志田一

個人的にボロ泣きしてとても印象に残った青春ブタ野郎シリーズの5巻目です。

さくら荘のときからちょくちょく泣いていましたが、この5巻もとんでもない破壊力でした。

前半部分とかはしっかりとラノベとして、麻衣さんのかわいさだとかで楽しませもらったのですが、

そこから一気にシリアスパートに突入して、最後の手紙でもうガツーンとぶん殴られましたよ。

やばい、思い出しただけで泣けてくる。

小説らしい、しっかりとした伏線も張った中での、あの展開はほんと泣くしかなかった。

さくら荘と違い、すでに一回ひねくれてしまっている感じの主人公ですが、

空太と同じで「本気」なのは変わらないのですよね。

ただ一人、咲太だけが「かえで」に対して本気になって、どうしてあげればいいか考えていました。

あの姿はとてもよいですよねー。

4位「Re:ゼロから始める異世界生活(7)/長月達平」

アニメ化本当におめでとうございます。

最初から見守っていたわけではないですが、

ブレイクする前から見てきた作品がこうしてアニメ化するということはとても感慨深いです。

というかほんと素人の考えではハマらせるまでにとても難易度が高いであろう、

リゼロを商業化するなんてチャレンジが成功するとは思っていなかったので、

このリゼロに心を奪われた「ゼロから」が記載されたところが書籍化して世の中に出るというのはほんとに感動ものなのです。

このラノの推しヒロインにレムがランクインしているのがもうね。

5位「落第騎士の英雄譚<キャバルリィ> 9/海空りく

年末滑り込みでランクイン。

熱く、思いの乗った戦闘シーンで、観客の『綺麗…』という言葉がふさわしい、素晴らしいシーンでした。

もう一輝とステラの二人のバックグラウンドが全て戦闘のやり取りにつめ込まれているんですよね。

戦闘シーンでなんか泣けてくるなんて初めてかもしれないです。

作者様がすべてを出し尽くした、ということに納得の出来でした。

完結しないのに、あそこであんなシーン出しちゃっていいの?って誰もが思ったぐらいでしょう、笑

あとその後の「夜の一刀修羅でドラゴンファング」も最高に面白く、最高にエロかったです!

落差は今年一番何じゃないでしょうか、笑

その辺含めてラノベとしての完成度がとても高かったなと。

次回の世界編はどうもっていくのか楽しみですねー。

6位「リーングラードの学び舎より シリーズ/いえこけい」

祝、リングラ書籍化!!!

なぜこの位置かというと「教師の品格アングリー編」が3巻に回されてしまったからかなと、笑

次回1月発売予定(ずれないよね…?)の3巻ではリングラで

割と最初のヨシュアンの教師としての大きな失敗と葛藤が見られますので、必見です。

その後のオルタとのバトルも良いんだよなぁ。

ただ読書メーターの感想とかを見ていると、ヨシュアンの語り口調に耐えられない、というかたもちらほら見かけるので、

できることならば、先生と編集さんはもうちょっと商業向けに頑張ってほしいところでもあります。

もう少しどうにかテンポアップしたほうがいいのかなぁと思わなくもない。

リングラの設定の重厚さ、キャラのねり方、などやっぱ一段抜けているように思うのでこのまま続けてほしいところです。

私が心配することではないのですが、しっかり売れているのかが不安になってしまうのですよねぇ・・・

7位「やる気なし英雄譚シリーズ/津田彷徨」

なろう発の戦記ものです。

新たな英雄譚としてどのような形を見せてくれるのかがとても楽しみなシリーズですよね。

私は基本的に自分のマクロ的立ち位置をちゃんと把握していて、それでいてどういう行動をすればよいのか、

ということをわかっているキャラが好きなので、ユイはとても好きなのですよ。

英雄は過労死する、のもとなるべく頑張らないスタンスとかがとても好きです。

Webも週に一回更新されますし、文量が多くない割に、しっかりと魅せてくれるのでとてもうまいなーと感じます。

次の書籍5巻からはWeb版と分岐するということでそこがまた楽しみですね。

8位「魔法科高校の劣等生(16)四葉継承編/佐島勤

魔法科、16巻はいろいろ衝撃的でしたからね。

まさかそうやってもっていくか、みたいな。

たつまゆ派としては、最近の動向を含めても真由美さんが噛ませ犬にしかなっていないあたりが悲しいような嬉しいような。

9位「ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (5)/羊太郎」

マクロ的にそこまでぐっと来るものがあるわけではないんですが、

キャラクタが好きなんですよね。

主人公のグレンはすでに一回軍隊から逃げ出した身で、

5巻ではそのきっかけが語られています。

またヒロインのシスティが一度は彼のその過去を受け入れられず、

離れてしまいそうになるわけですが、思い直して、隣に立つわけですね。

書いてしまうと非常にベタといえばベタな展開なのですが、

この隣に立つ関係ってのがたまらなく好きと上に書いた気がしますがそれがよいんですよね。

あとがきでおそらく作者さまはその関係性を意識的に書いているので、これからもどうなるのかが楽しみです。

10位「神殺しの英雄と七つの制約<エルメンヒルデ>/ウメ種」

なろう発の英雄譚。

これまた英雄を否定する主人公の物語ですね。

彼が英雄になるためには何かを犠牲にしなければならない…

この物語が好きなのは、すでに1回作中で物語が終わっているところから、

新たなスタートとして始まっているところですねー。

2部というわけではなく、過去が小出しに出てきて、過去に何があったのかと想像するのが楽しいわけです。

そしてそのトラウマを払拭していって、再び立ち上がっていく過程が何だかとてもよいのですよね。

リングラもそうなんですが、最近では過去に一回物語があって、

またその次の物語が展開されるのが好きなようです。

ゼロからの成長譚ではないというか。

あれですかね、歳をとったとry

何かそういう構造の物語があったらぜひとも紹介していただきたいです。

つーことでなかなかやっつけでグダグダ書き続けましたが、

2015年のラノベランキングを書きました。

みなさま良いお年を!