冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム5巻 至高の出来

冴えない彼女の育てかたのスピンオフ作品である恋するメトロノームの最新刊です。

いやー、くっそ面白かった。

武者サブさんの描くキャラたちもとても活き活きとしていて魅力的でした。

ビジネスと創作の間で

5巻では倫也が編集を担当している「純情ヘクトパスカル」がアニメ化するというお話です。

すると話としては原作の同人ゲームを作成するということよりも規模が大きくなり、

より現実的なビジネスの側面が出てくるわけですが、そこがまたおもしろい。

私はエンタメ作品であっても、商業作品である以上売れなきゃダメでしょ、と基本スタンスでは思っています。

しかしクリエーターとしては自分の思うように創っていきたいと思っていることもわかります。

だからこそビジネスと創作の間で、どういったバランスを取っていくか、ということがとても重要なわけですよね。

そこを両立させてうまく描いていこうじゃないか!という方向性がとても好きなんですよ。

新キャラであるプロデューサの千歳はそのクリエーターに対するリスペクトと、

ビジネスであるということをとてもよくわかっているプロデューサでとてもマクロが見られている人なんですよね。

そこに対して、倫也の売りといえば、ウザいぐらいまでの、賛否両論を呼ぶ熱さであるので、

そこが同人よりも比べ物にならないくらいにシビアになったアニメ制作というところでどう着地するかがこれから先とても楽しみなわけですよ。

とりあえず原作ではミクロ(えりり)に走りましたからね、笑

お仕事していると、この熱さとビジネスを両立させようとしている物語を見るととても幸せな気分になれますよね。

詩羽先輩との関係性

あとこの巻を通して、恋メトがなんでこんなに好きなんだろう、と思うと、

倫也と詩羽先輩の立ち位置なのかなーと。

原作においては詩羽先輩は、倫也の隣に並ぶ人ではくて、あくまで羨望の人なんですよね。

出会った頃、あるいはこれから先はわからないですが、今はそのような立ち位置です。

最新刊とか完全にアドバイザー役だったし、笑

原作において、倫也の隣に並ぶ人は加藤恵になっているわけです。

だからこその僕は恵派閥なわけですが、笑

ところが恋メトでは一緒に作品を作っていく、対等な立場での隣に並ぶ人になっているわけですよ。

この関係性がとっても好きな僕としては、恋メトの倫也と詩羽先輩はたまらなくいいわけです、笑

もうこれ原作では詩羽先輩ルートはなくていいから、この恋メトでいいじゃんって感じですよね。

と思ったら最後に三角関係を匂わす描写で終わり、

さらには折り返しには救済されるとは限らないとか書いてある丸戸さんは最高にドSだな、と思いました、笑

いいぞ、もっとやれ!笑